ランチで鰻重

osyousan2006-04-21




昼は教えてもらった蕎麦屋を探しながら歩く。
見つからない15分くらいウロウロと探す。
鰻家があった。
浦和は鰻が有名である。
お腹が空いていたので入ることにした。
屋号は蒲焼き「須萬家」とあった。


ランチサービス鰻重を注文。
995円なり(写真)。
昼時なのに客は10人くらいしかいない。
鰻重の旨みのひとつにタレがあるが、
ここのは甘味控えめだった。


店を出て戻る途中で探していた蕎麦屋があった。
私の目は節穴だった。


午後になると空がカラッと晴れた。
そのブルーは初夏のようだ。
遠くに山並みが見える。


浦和駅東口にクレーンが4機(写真)。
青空をバックに怪獣のようだ。


帰宅途中、乗換駅の南浦和で外に出る。
東口ガード脇を歩く。
道路に読み終えた週刊誌を拾い集めて並べているおっさんがいた。
分厚い漫画本が多い。
かなりの冊数である。


これは電車の網棚や駅のゴミ箱から回収したもの。
集める組織があるようだ。
汚ったねえ、という人もいるだろう。


その中に週間文春の今週号があった。
中吊りで見出しを見ていたので「文春、いくら?」と聞いてみた。
100円です、と言う。
320円が100円である。
即、お買いあげ。


手にと入って見たらちょっと薄い。
広げるとグラビア頁がない。
おっさんに「これ、グラビアがないよ」と
他の文春と替えてもらった。


グラビアは小池栄子だった。


JR高架脇の飲み屋「○の丸」に入る。
私が戸を開けると客が出てきた。
店の中はしばらくの間私だけ。
ママらしき女性に「何時からやってるの?」と聞くと
「4時からです」と言う。
煮大根と味噌こんにゃくがお通しだった。


まず生ビールとカツオ刺身。
厨房にいるのはママの父親らしい。
ママが「お父さん」と話しかけているから..。
このお父さんはちょっと耳が遠い。


生ビールの後はレモンハイに鳥の唐揚げ。
週間文春を広げたがテレビが面白くて
そっちを見ていた。

社長と呼ばれる50代後半のオヤジが来た。
社長の携帯が鳴る。
「スカート地は早く仕上げちゃえよ」と指示している。
どうも衣料品関係の店をやっているらしい。


お手伝いの若い女性は口にピアスを埋め込んでいる。
痛そう!どうしてこれがいいのだろう?
ここは場所がいいのでこれから込む。
私は1時間で店を出る。


地元に帰り居酒屋「Tちゃん」に寄る。
入り口の椅子には大猫タマが寝そべっていた。
客のSお婆ちゃんがタマを抱いて外に出してくれた。
口が達者なSお婆ちゃんは80歳を超えている。
相変わらずパチンコと飲み屋を往復しているようだ。


カウンターに3月まで同じ職場で働いていたNさんがいた。
彼は川口で働いている。
元気そうである。
たった今、私に電話を入れようとしたらしい。
乾杯して歌を歌う。
彼の歌は美空ひばりが多い。
私はウイークエンダーの「岬巡り」。


今夜はSママは留守で、代わりに金髪のSちゃんがお手伝いしていた。


家に帰ると娘が来ていた。
それなら携帯で連絡してくれれば良かったのに..。


明日は山登り会で奥多摩の「生藤山(ショウトウザン)」に登る。
5時前に起きなくてはならないのでもう寝ることにする。

写真小はママの絵手紙。