吉川の大家族

osyousan2006-04-19



今日の昼は高架線の下の蕎麦屋に入る。
ここに辿り着くまで辺りを20分も歩いた。
何の情報もなく蕎麦屋を探して歩いたからだ。


紺色の暖簾にはそば・うどんと書いてある。
その上にある古くなった看板には立ち食い蕎麦とあった。
カウンターだけの店だが椅子が置いてある。

店の中はやっぱり立ち食い蕎麦屋のいでたち。


カウンターの調理場には高年齢者と思える男性が二人。
足元はコンクリートたたきで清潔そう。
お二人は長靴を履いている。
「タヌキ蕎麦をください!」と注文した。
カウンター内の老人は「ご飯はどうしましょう?」と聞く。
結構です。と答えた。


ご飯を頼んだ人を見たら半ライスで、オカカの振りかけがかかっていた。
多分、ご飯はサービスだろう。


食後、税金と健康保険料金を払いに銀行に行く。
順番待ちのカードが何処にあるかキョロキョロしていると、
フロア・サービスの守衛さんが柱の陰にあるお待ちカードを
引っ張って手渡ししてくれた。


普通の銀行、順番カードは、カウンター側にあるぞ。


帰りの電車の中。
中吊り広告を見ていたら「週刊女性」で
「青木家の悪い噂」という見出しが目に入った。
青木家と言えば吉川の7人兄弟姉妹。
若い母親が1歳を初めとする7人の子供を置いて家出。
その後、離婚する。
昨年の初めまで真剣になって見ていた。
その訳は母親代わりの長女が美少女。


地元駅に着いて自転車置き場に行く。
今日の番号も「一人で世直し」である。
入り口にある機械に147番をプッシュにて
精算ボタンを押した。
自転車が置かれている場所を記憶していないと
時間がロスするし、間違った番号を押すと違う人の
自転車がカチッと解除される。

バカじゃここには止められない。


パチンコ屋隣の本屋に飛び込んで週刊女性を立ち読み。
その青木家の記事によると、以下の噂があるそうだ。
両親は時々会っている、偽装結婚の疑いがある。
全国から同情の資金が集まっているのでは?父親は
赤いBMWを乗り回している。
この美少女、今回は17歳で私生児を産んだが、
中学校の時も子供を下ろしている、等。


長女が本を出して、売れているそうだ。
その本が新書のコーナーにあった。
子供を抱いている写真が表紙になっている。
長女は生まれて間もなく施設に預けられた。
だから感情が顔に出ない少女になった?


家に着くと丁度ママとムックが車で帰ってきたところ。
実家に行って筍を貰って来たそうだ。
これは次兄が茨城の竹林に入って掘ってくれたものだ。
「筍の 竹をとったら 旬の味」
この句、わかるかな?