居酒屋Mにてウオッチング

osyousan2006-04-18



昼はイトーヨーカ堂近くの蕎麦屋「日光庵」に入る。
昼時なのに空いている。
昨日の「ぎんねこ」とは大違い。


棚にあるTVで「思いっきりテレビ」を見ながら盛り蕎麦を食べる。
入ってから15分で食べ終えた(写真)。
出るときに入れ違いに喪服を着た一団が
「おっ空いてるじゃないか」と言いながら入ってきた。
昼時間に蕎麦屋が空いているのは有り難い。


空いているからと言って「日光庵」の蕎麦が不味いわけじゃない。
立ち食い蕎麦の水を吸ったようなボソボソの蕎麦はいただけないが、
その他の蕎麦は味がはっきりしないため、その時々で感想が違うかも。
「この蕎麦は旨い」と言われて食べると美味しく感じるものだ。


食後、新しい携帯でママに電話する。
操作をマスターしていないため、えらく時間がかかった。
たった「飲んで帰ります」という文句だけなのに。
年をとると物覚えが悪くなる。
でも昔からの頑固な思いこみは忘れない。


夕方、居酒屋「M」に寄る。
カウンターの隅に病院食会社の役員のTさんがいた。
Tさんは、人格者でいつも笑みを浮かべて静かに飲んでいる。

今度は私の隣りに農協のAさんが来た。
足を引きずっている。
「マスター、痛風にいい食べ物ちょうだい」と
元気がない。
1メートル85センチくらいあるAさんは突然の痛風
体を丸めていた。

つい数日前まで靴も履けず杖をついて歩く始末、らしい。

恐るべし贅沢病痛風
それでも痛さを堪えて北海道旅行に行った
Aさんの根性も恐るべし。


端にいたTさんが早めに帰った後は、印刷屋の秒殺Iちゃんが登場。
そのすぐ後に都の職員のOちゃん。
Oちゃん、この時間に来たと言うことはパチンコが出なかったらしい。


怪しい個人貿易商のNちゃんが来た。
Nちゃんは生ビール一辺倒。
事務所を立ち上げて18年になるとか。
東南アジアの窓口は設立以来、信頼出来るインド人らしい。
次の経済爆発発展国家はインド。


インド人は、国民性からして、契約を平気で破る中国人よりいい、とNちゃん。
中国人、華僑は油断できないとよく聞いたから、私もそう思う。


ゴルフ大好き青年M−ちゃんと久しぶりに会う。
M−ちゃんは昨日ゴルフコンペで優勝したらしい。
だからご機嫌である。
何しろ酒と同じくらいゴルフが好きな男である。
カウンターが満席なので、赤シャツのT社長の座敷席に座る。
その席には美容院を経営している派手目な中年女性がいた。
このグループはゴルフ好き。


テレビで巨人・ヤクルト戦を見る。
居酒屋での野球観戦は面白い。
解説者が多いからだ。
今期、仁志が出ないのは原監督と相性が悪いからだ、と
Oちゃんが言うと隣のNちゃんが「ニシが8で背番号は8番」と
単純な洒落を言う。


高い物は注文しない個人貿易商Nちゃんが「マスター、
サンマを半分焼いてもらえない?」と難しい注文。
「俺、食べきれないんだよ」と情けない。
マスターは「???」。
Nちゃん、妥協してサンマ一匹を注文した。
だが出てきたらものの見事に
食べ尽くし、骨だけにした(写真小)。


帰る頃には1−0でまた巨人が勝った。
ヤクルトは、大リーグコンビの、石井が先発で投げ、
クローザーの高津が締めたが最少失点で負けた。


ところで私は何を食べたの?


ほれれん草のツケだしの後、キムチ豆腐、
焼き鳥はレバタレとてっぽうタレ。
マグロのトロとイカ刺身の盛り合わせ。
刺身は半分も食べてから写真を撮るんだった気が付いたが
遅かった。
最後は定番のオニギリでーす。