ピーちゃん

osyousan2006-03-27



ママは絵手紙教室。
私は休みでムックのお相手。
自転車でグランドに行く。
手前の保育園で卒園式が行われている。
黒いスーツで決めた母親が自転車の
後ろに園児を乗せて出てきた。


自転車の前籠に花がある。
卒園祝いで貰ったのだろう。
暖かな日でよかった。


グランドの帰りはJRを跨いでいる陸橋を渡る。
階段の自転車道に車輪を乗せて
エッサ、エッサと押して登る。
ムックは袋から身を乗り出している。


陸橋の上に出たら自転車を漕ぐ。
いい天気だが靄っている。
とても富士山は見えない。


応接間の日だまりで新しい職場の
資料を読んでいた。
するとムックが吠える。
外に出てみるとおばちゃんとピーちゃんがいた。


ピーちゃんはマルチーズとヨーキーのハーフ犬。
散歩の途中で必ず我が家の前を通る。
ムックがお尻の臭いを嗅ぐと
ピーちゃんは怒る。
一週間前はあんなに喜んだのに。


ピーちゃんの時期は終わったのだ。


スカパーで洋画を見る。
英国映画「シャロウ・グレイブ」という題。
邦訳すると浅い墓。
3人の男女(男2,女1)が仲良くが共同生活を
している。
新しいルームメイトが来たが、大金と麻薬を残して
変死する。
この大金をめぐりサスペンスが始まる。


変死した男をバラバラにして森に埋める。
埋めた穴が浅かったから発見された。
それが原題。
よくある設定だが映像が良かったから
引き込まれるように最後まで見てしまった。


バラバラ殺人と言えば群馬の愛犬家殺人の犯人関根元を思い出す。
共犯の男がノンフィクションめいた小説にした。
この小説は思い出すのさえおどろおろどしい。
関根はまだ死刑が執行されていない。


蛍光ペンがなくなったので買うために外に出る。
行き先は当然100円ショップ。
それと竜頭が腐食して取れた腕時計を駅ビルの
時計屋まで持っていく。


100円ショップはOPAの地下にあるキャンドウ。
ウロウロと歩いて余分なモノまで買ってしまった。
そこの2階にムックを飼ったペットショップがある。
寄ってみた。
今日もハーフ犬がいた。
うーん、可愛さイマイチだな。
ハーフ犬はどんな容姿で出来上がるか
売り手にとっては、賭けみたいなもの。


時計屋に行く。
竜頭の取り替えは5千円だが、
本体を分解したらそれだけでは済まない可能性がある、と言われた。
暗に新しいのを買いなさいと言われているようだ。
新しいのは昨日買ってしまったのだ。


諦めた。
だがセイコークオーツは健気にも5分遅れでコチコチと
時を刻んでいる。


写真は誰もいないグランドとムック。


巨人の上原が交通事故を起こしていた。
それも優勝帰国した翌日。
前方不注意で清掃車に追突。
相手は軽傷でよかった。


何故上原の記事を書いたかと言うと
アメリカでおこなった優勝のビールかけで
イチローに口に含んだビールをプワーッと
かけたのである。


これにはイチローも怒った。
当たり前だのクラッカー。
上原!常識がないぞ!。