ムックのお留守番

osyousan2006-03-09



ママを車で駅まで送る。
バレー仲間とバスで房総まで行く。


だから今日はムックが一人でお留守番。
家を出るときは諦めて後を追わない。
外に出て応接間を見ると窓ガラスに
ピタッとくっついたムックが私を
見ている。
決して鳴かない。


職場に着いて気が付いた、薬を持ってくるのを忘れた。
そこで昼休みにまた家に戻る。
昼に家に戻れるなんていい職場である。
だが、その職場も今月限り。


ムックは私の姿を見るとオヤツを食べ始めた。
留守番中は周囲の音が気になってオヤツは食べないのだ。
バナナをポケットに入れてムックと散歩。
そして歩きながらバナナを食べる。
これが昼飯代わりである。
家に戻りリンゴを食べ、そして胃薬を飲んだ。


終了間際、嫌な客が来た。
幸い私は別に客と応対。
その大声を出す客は隣のNさんのところに座る。
「うるさい!嫌なら他に行け!」と言いたいところ。
客商売は辛い。


いつもより10分遅れて家に帰る。
またムックを散歩。
風呂を洗い沸かす。
そして早めにムックの餌を与える。


炬燵に入り麻雀のTVを見ている内に
ウトウトした。
電話の音に起こされた。
「ママかな?」と思いながら受話器を取る。
それは先輩からだった。
飲み会の知らせ。
今月の終わりに退職する人がいるので
お祝いをやろう、と言うこと。
快く承諾して受話器を置いた。


「お父さんはご飯を食べてくるよ」とムックに言い聞かせて外に出る。
美味しい店を目指して行く。
ここはバス旅行で隣りに座ったYちゃんに教えてもらった。
スナック風の店。
女性半額サービスという貼り紙。
ドアを開けるとテーブル席は満員。
「どうぞ」という声もない。
いくらずうずうしい私でも座りにくい。
やめた。


そして馴染みの居酒屋「M」にした。
ここも満員だったが見た顔がいるテーブル席に座らせてもらう。
Sちゃんはもう飲み終わってワンコの散歩のため帰る。
独身のSちゃんにとってワンコは命。
氷屋さんのOちゃんが中国女性とのお付き合いを話す。
それに相づちをうつのはIちゃん。
すると中国人そっくりの個人貿易商のNちゃんの登場。
Nちゃんはいつも風呂アガリ
ここに揃った3人はみな独身だった。


生ビールと中トロぶつ切り、そしてオニギリを食べて
短時間で店を出ることにした。

帰り際、Mママからメモリーステックを渡された。
もうプリントしたらしい。
「どうもありがとうございました、お礼はいずれ」と
言われた。


ゴールデンレトリバーが2頭いるWさんちの前を通ると
軽トラックが止まっていた。
よく見たら運転席にそのゴールデンが座っていた。
新しい家に引っ越す準備らしい。
Wさんは私の家のほうに既に家を借りている。
今は自分でワンコ用のベランダを作成中。


家に帰ると既にママがいた。
ママがいるとムックはじゃれる。
写真は私のシャツをひっぱるムック。