虎ノ門 → 新橋

osyousan2006-03-07



今日は帰りに用事があるので歩いて出勤した。
こんどの土曜日に山に登るのでその準備運動の意味もある。
目の前にセキレイがいた。
尾をぴょんぴよんさせて可愛い。
すぐ近くに寄るまで飛び立たない。
そして地面すれすれに飛んでまた目の前に
とまる。


こんな町中にいるなんて不思議である。


角地にある家の前を通ると茶色の
ミックス犬が寝ている。
私の顔を見ると鎖をジャラジャラいわせて
ブロック塀のそばまで来て立ち上がる。


私は3年前にビーグル犬を亡くしているが
残ったドッグフードを数回に分けて
このワンコにあげた。
それを覚えているのだろう。


昼、元気女将のいる蕎麦屋「K」に行く。
歩いて行ったため出足が遅れてカウンター席に座れなかった。
テーブル席の端っこに座った。
するとTVの前のカウンターが空いた。
私はすぐに立ち上がってそこに座ろうとする。
だが、女将の娘から「そこちょっと座らないでください」と
ストップがかかった。
後ろを見たらお茶を持った市役所の職員がいた。


その瞬間、もういいや、と思った(このあたりが我が儘爺)。
そして何も食べないで元気女将の蕎麦屋を出た。
そこから5分のところにある蕎麦屋「F」に行く。
ここは1回来たことがあるが、味が私好みじゃない。
最近、昼は麺類かパン類に決めているのでここにした。


やっぱり蕎麦もタレも店の応対も私に合わない。
夫婦でやっているがいい場所なので努力しなくても客は入る。
2階を風俗っぽいマッサージ店に貸しているから家賃は入る。


食べ終わってレジで勘定を済ますとトイレに行きたくなった。
そこで女将さんに「トイレいいですか?」と奥を指さした。
すると「ダメなんです」と言われた。
「ああ、そう、ごっそうさん」と言って店を出た私。
何でダメなんだろう?
故障中なのか掃除をしていないのか、ウンチが詰まっているのか、
さっぱりわからん。
ただ確かなのは使わしたくない、ということ。
だからそれ以上聞かなかったのだ。


昼はダブルでケチがついた。


仕事の帰りに虎ノ門へと向かう。
都心は久しぶりである。
電車の中で見る光景が違う。
天井下にはテレビがあって綺麗な画面で
お知らせをやっている。
家庭で見るCMと内容が違う。


銀座駅では網棚まで顔がある大きなブロンド娘が乗った。
彼女の綺麗なこと!
吊革を握った手にメモ用紙を持っていた。
これから東京の中を移動するのだろう。


着いたのは「土間土間虎ノ門支店。
今日は山登り会の打ち合わせ。
座ると店員が「お刺身セットがついてます」と言う。
頼んでないよ。
リーダーの娘さんがこの店を紹介してくれたそうだ。
ありがたいサービスである。


そのうち娘さんが顔を出してくれた。
娘さんは「土間土間」をはじめ「牛角」を展開している
「ブランドファクトリー」の本部で働いている。
これからTVの撮影の立ち会いで溝の口まで
行くそうだ。
まだ若いお嬢さんが深夜まで働いているのだ。
伸びる企業は違うなあ。


生ビール、焼酎を飲み(写真小)、刺身、焼き鳥、
3種類のサラダ(写真大は大根スライスサラダ)などを食べた後、
少しだけ今後の活動予定を決めてお開き。
いつもリーダーにおんぶ。
でもここの勘定は安かった。


虎ノ門から新橋まで歩く。
新橋は私が10年以上いたところ。
手書きの地図を作って飲み歩いたこともあった。
新橋駅前にある汽車広場が工事中だった。
するとリーダーがうどんを食べて帰ろうと提案。
お腹いっぱいの私は遠慮して帰路につく。
胃腸がイマイチなので...。