娘のいないお節句

osyousan2006-03-03



今日は3月3日のお節句
我が家では先月からお雛様が飾られている。
居間にある木目込み人形は孫のために亡くなった母が作ってくれたもの。
ザコン気味の私はこれを見ると母を思い出す..。


朝食はハハならぬママが作った
まぜご飯を頂く(写真)。
我が家には桃の節句を祝う娘がいない。
ママが午前中に娘のところに届ける..そうだ。
子供に寄せる愛は母親のほうが強い。


蕎麦屋に行くとテーブル席にファッション帽子を被ったお婆ちゃんが
大きな口を開けて天麩羅そばを食べていた。
年をとったら油モノはよくないよ。


私は揚げ玉が入ったタヌキ蕎麦を食べる。
本当は、盛り蕎麦が一番いいのだが、油を摂らないと
年寄りは肌がカサカサになるのだ。
さっき年寄りは油モノはよくない、と言ったのは誰?


昨日、一次試験が合格したとの知らせを受けたが
今日、担当課長に電話して「都合により辞退します」と
返事をした。
それには色々理由がある。
それより意外だったのは担当課長が嬉しそうに
「ああ、そうですか」と言ったこと。



職場から家に戻ってもまだ明るい。
これからはこれが楽しい。
薄暮の庭を眺めながら一杯飲める。
(なーんだ楽しいと言うわけは、そんなことか)


着替えずに「じゃあ買い物行くか」と言うと
ムックがピョンピョン跳ねる。
連れていってくれ、と言っているのだ。
ムックを乗せてPCショップに行く。
そしてソニーのメモリーステック・デユオを買う。
これは今度の日曜日のバス旅行の準備である。


夕方、新聞を読んでいたママが、
「ペットの癌診断で85%が見抜けないそうよ」。
えーっ、ペットブームで癌の診断しているの?と
思った。だれもがそう思うだろう。

でもペットじゃないPETである。


この装置は、人間に放射線物質を注射する。そうすると
癌細胞に集まる放射線が検出できる。
だからこれを受けたら早期癌の発見は確実である、と言われてきた。


ここで思い出した。
昨年末に先輩から20万円を払ってPET検診を受けた、と聞かされた。
癌発見のエースであるとも。
それが国立癌センターの調査によれば当てにならないという。
えらこっちゃ。
この検査を受ける人が激減するだろう。


夕食はトロ刺身とママが実家から貰ってきたトマトを
美味しく頂く。


WBCの初戦、中国を18−2の8回コールドで勝った。
上原がホームランを打たれ2−2の同点になった時には
首脳陣も焦ったろう。
ロッテマリーンズの若手がホームランを打ったときに
王監督が泣いているように見えた。


WBC日本チームに巨人の選手が上原だけというのも寂しい。


雛あられのそばで抱かれるのを待っているムック(写真大)。
我々夫婦はムックを抱きすぎる。