私→麻雀、 ムック→トリミング

osyousan2006-02-26



朝起きると天気予報通りの小雨。
ムックを抱いて陸橋下の散歩場に行く。
これでムックがいなければ朝寝坊しているだろう。
規則正しい生活のリズムはムックが作っている。


ムックの前に飼っていたビーグル犬の
ゲンは休みになると私ばかり見る。
勤務がある平日は私に見向きもしない。
休みだと私が散歩に連れて行くからだ。
狼爪のある指を折りながら休みを計算しているんだ、
と笑ったもんだ。


車が我が家に前で止まる。
するとムックが応接間の窓枠に駆け上る。
そしてピンポン!と音がした。
ムックは興奮して玄関に出ようとする。
ママが出たら宅急便だった。
先日亡くなった先輩の香典返しだった。


巻紙に会葬御礼の言葉があった。
戒名が7文字である。
これはちょっと驚きだった。
普通は4文字でその後に居士とある。
奥様が旦那に感謝してお寺に大金を払ったのだろう。


今日はムックのトリミングの日。
予約は午後1時から。
ムックのトリミングの日は必ず雨か雪。
これは水もしたたるいい男ってことか。


しかし、私に麻雀のお誘いが入った。
ママが「あてにしていたのに、計画が台無しになちゃった」と
ぼやく。
すみません。


雨の中を完全武装して雀荘まで自転車。
麻雀は負けても楽しい(金額によるが..)。
麻雀は9時半に始まった。
今日も店主はいない。
勝手に上がり込んでサイダー、コーラなどを飲んでいる。
焼き肉屋もやっているオーナーが来たのは
12時頃だった。


メンバーが1人多くて2抜けルールでやる。
これのいいところは、麻雀をやっている仲間の
後ろでゲームを見ながら一杯飲める。
昼は中華丼のライス少な目を注文。
当然、瓶ビールを飲む。


6時過ぎに仕事から帰ってきた棟梁が顔を出した。
彼は今日も朝から仕事。
じゃあ私と交代しようと抜け出して家に帰る。
今日の成績はプラスだった。


家に帰ると、玄関にすっかりいい男になった
ムックが迎えてくれた。
雨用の腹巻きをして、抱いてまた陸橋下で散歩。


まずはオメカシしたムックを見てちょーだい(写真)。
ムックへの異常な愛


読売新聞のHONライン倶楽部に城山三郎
出ていた。
若いときこの作家の小説を好んで読んだ。
私は直木賞をとった「総会屋錦城」より
「粗にして野だが卑ではない」や「官僚の夏」が好きだった。
城山は戦争体験をしている。
そこで組織と人との違いを嫌というほど見た。


城山も「食うことに困らず来れたのは、本好きの日本国民のお陰」と言っている。
駅ビルにある本屋に行くと、何時も込んでいて
レジには行列が出来ている。
本当に日本人は本好きだなあ、と思う。
最近の若者は大丈夫?