歩道工事

osyousan2006-02-02



太陽が出る前の薄い青空が広がっている。
陸橋にあがると朝陽が昇る。
ムックを抱いて片手で富士山を撮る。
遠くに薄っすらと見える。


昼、橋向こうのラーメン店Dに行く。
橋の上を通ると今朝の青空が嘘のように
雲が出て寒い風が吹いていた。
ラーメン店Dには既に客が8人いた。
相変わらず壁にはボクシングのポスター。
若いコックが一人で奮闘していた。
そのうちパンチパーマのオーナが入ってきてお手伝。


私の右隣には若いサラリーマンが3人。
背広の襟に大きな社員バッチ。
社員バッチをつける風潮はもう古い。
現役時代、会社の外に出ると社員バッチを
裏返しにする先輩がいたっけ。


平べったい器に味噌ラーメンが出てきた。
これにドライガーリックを2,3片入れる。
午後も人と会うのに..。


橋の袂で歩道の工事をやっていた。(写真)
みんなが昼時なのに頑張るなあ。
コンビニのアイスボックスくらいの機械で歩道を見事にカットしている。
クルクル回る円盤の刃が固い石を切り裂く。
これを使えば建物の壁を壊すも簡単だ。
例えば宝石店の壁をこの機械で切り裂いて
進入なんてことも出来る。
発想が単純かな?
外国人が宝石商を狙う事件が起きているからつい..。


明日が節分。
ママに豆を買うように頼まれていたのを
思い出した。
近くのスーパーに行く。
レジのそばに色んな豆が山積みになっていた。
祈祷済みと書いてある豆を買う。
ついでに健康飲料水もゲット。
職場に戻ると、山形県出身の上司が
地元では落花生を殻ごと撒くと教えてくれた。
なるほど、どこに落ちた豆でも殻を開ければ
食べられるのだ。これには納得。



5時に終わるとすぐに自転車に乗る。
ネックストステーションの構内を走っていると
たった今職場の前で別れた人とばったり会った。
彼は最寄り駅から一駅乗ってJRに乗り換えようと
外に出たところ。
ふざけて自転車でぶつかるふりをしたお茶目な爺。


居酒屋「M」に入る。
カウンターには既に先客が3人。
隅のT部長は最近会社が丸の内に引っ越したそうだ。
自分は段ボール2箱を荷造りしただけ。
引っ越しは業者が知らぬ間にやったらしい。
「会社ごと 丸ごと引っ越し 丸の内」
どのルートが、一番早いか、帰りに寄り道をするのにいいか、と
悩んでいるみたい。


その隣りのシステムエンジニアのMちゃん。
この店の常連では一番の若頭。
私との共通の話題は麻雀。
年は17歳も若い。
でもアルコールは2倍は強い。
名門野球部の出身で高校野球シーズンになると
名解説者に変身。


焼き太刀魚とキムチ豆腐を頼む。
残念ながら今日はキムチがない。
すると右隣にいた初めて見る顔の
中年男性が「それ、旨そうだね」と声をかける。
大分前からいたと見え、いい気分で早々と帰る。


後から来たのは女性連れのT社長。
Mちゃんとマスターが社長のメンバーコースのゴルフ予約をお願いしていた。
居酒屋は楽しい交流の場である。


最後に牡蛎フライを食べると腹がくちくなった。
私の場合、だいたいの滞在時間は1時間半から2時間。


家に帰ると舞茸の炊き込みご飯があった。
これをおかずにまた缶ビールを飲んでしまった。


部屋の隅に咲いているピンクのシクラメンを撮ってみた。
(写真小)