デニーズでモーニングコーヒー

osyousan2006-01-26



今日はママさんバレーの日。
ママは9時にお出かけ。
私は本来なら10半に家を出るのだが、
早めに家を出る。


出る前に、ムックにオヤツの鶏の砂肝と
アキレス腱を籐椅子の上に置いた。
だがムックは大好きなオヤツを無視して
私を見ている。
かと言ってクンクン鳴くわけじゃない。
このあたりが愛おしい。


鍵を閉めて振り返らず自転車に乗る。
別れは辛い(この爺は何を言ってるか)。
そして途中のデニーズに寄る。
仕事前のコーヒータイムが心にゆとりを与える。
デニーズにようこそ!」というかけ声。
窓際の席に座りホットコーヒーを注文。


入り口にあるセルフ新聞売場で120円を
払ってサンスポを買う。


一面はボビー・オロゴンの事務所なぐり込み記事。
両方に言い分があるだろう。
ボビー側からすれば体を張って人気を得たが
ギャラが少ない、との不満。
だがこの事件によりTVでの出番は少なくなる。
とぼけためちゃ強い黒人という好感度が、
瞬間に、恐い暴れる黒人になった。


その次の気になる記事は東大和で起きた
女性10人幼児1人、そして猫12匹と暮らす
怪しい57才の男。
この男、新しい女性を勧誘した時点で恐喝罪で逮捕された。
逮捕前に一夫多妻制を楽しんでいると
報道陣のインタビューに応じテレビの画面に出た。
スキンヘッドでギョロ目、目の下にたるみがある
精力絶倫男。
10人の妻には平等に接しているという。
見事だがこの年になると、気を使って
女性のご機嫌を取るのは煩わしい。


10人の美女との生活は、どうも催眠術みたいだ。


千石イエスを思い出す。


デニーズの奥には外回り営業らしい3人が座っている。
3人ともダークスーツ。
年の頃は20代後半から30前半。
会社の朝礼が終わって「行って来まーす!」と
外に出たのだろう。
だが心のエンジンがかかっていない。
そこでデニーズで仲間が集まる。
暫くしたらまた若い男性が来た。


私も若いとき、同じような行動をしたものだ。


すると手前の席に男2人と女1人の
グループが座った。
席に着くとノートパソコンを取り出した。
こちらも全員ダークスーツ。
雑談を言い合いながらキーを叩く3人。
そのうちモーニングセットが運ばれてきた。
女性は和食セットだった。


朝食抜きで出社して朝礼の後、
外に出てモーニングというパターンが多いのだろう?


デニーズを出て住宅街を走ると(自転車)、
フェンスに猛犬注意の看板がある。
中に可愛い顔をした茶色のミックスがいた。
このワンコには思い出がある。
2年前、ドッグフードをポケットに入れて
2,3回あげたことがある。
その時は長年飼ったビーグル犬が亡くなったばかり。


ドックフードをあげた後、可愛いので唇を引っ張った。
すると突然鼻の上に皺を寄せて私に吠えた。
それ以来さわれない。


でも私のことは覚えているようで
自転車で近づくと鎖をジャラジャラさせて
寄ってくる。
以前、「近づかないでください。
ふざけて噛むことがあります」という貼り紙があった。
誰かに噛みついたようだ。
でも可愛い。


1時からの昼食は大衆食堂「M」。
焼き魚定食を注文。
カウンターにエプロンをした女性が2人
昼食を食べていた。
てっきりこの店の従業員が暇になったので
食事をしてるもの思った。

だが違ったようだ。
近所の商店の店員だった。
食べ終わったらレジで勘定を払って出て行った。
繁忙時間が終わったので食事に来ていたようだ。


私の隣りに座った中年男性は肉じゃが定食を食べていた。
小鉢のヒジキを白いご飯の上にバサッとあけた。
そのご飯をあっと言う間に食べて「すみませーん、ご飯お代わり」と
店員に告げた。
一生懸命働く人はよく食べる。