この木、何の木、気になる木

osyousan2006-01-12



朝、グランドを通るとトイプードルを調教している男性がいた。
足元にぴったりついてご主人様の顔を見ながら歩いている。
ときおり何か言っている。
そしてお座りさせて口に餌を投げ込む。
茶色のプードルが可愛い。
躾はワンコが生きるために必要である。
でも苦手。


大家石の塀が続く横道にハザードがついたままの車が止まっていた。
運転手はいない。
急いでいたのでハザードつけ放しか。
ここは邪魔にならないので駐車し易いところ。
1年くらい前に放置車両があった。
その中にホームレスが住み込む。
通勤途中に中を覗くとコーヒーを飲みながら新聞を読んでいる
ホームレスさんがいた。
実に優雅である。


一昔の私なら「羨ましい!」と思ったろう。
難しい人間関係もなしで毎日のんびりと出来るホームレスはいいなあ、
と思ったこともある。


昼は蕎麦屋「A」に入る。
早かったのでスポーツ新聞があった。
それを持ってカウンターに座る。
ここでの注文は「タヌキ蕎麦」に決まっている。
つゆの味が私好み。
でも寒い日で氷雨なぞ降っていれば、あつあつの鍋焼きうどんもいい。


スポーツ新聞の一面はオリックスに入団した清原のこと。
レーニングで20キロの激痩せらしい。
キヨはここ数年、怪我や故障で満足にシーズンを越したことがない。
体を軽くすることはいいことです。


テーブル席に建築関係の髭面オヤジが2人いる。
襟に毛がついた厚手のジャンバーを着込んでいる。
大声で仕事の話し。
肉体労働者は一様に声が大きいのだ。
こっち向きの白髪口ひげオヤジカレー丼・力蕎麦セットが来た。
それを見て「おお、こんなに多く食べられネエぞ」と喜んでいた。
その顔を見たら前歯が殆ど欠けているのだ。


自由に生きている中年独身男性に歯欠けが多い。
そばにいて歯医者に行けとせっつく人がいないから。
どんないい男も前歯がなければ見向きもされない。


昼食を終えて市役所通りに出る。
そこにある街路樹はすっかり葉も落ちている。
街路樹も葉(歯)が落ちると、中年独身男性と同じで寂しい?
だがよく見ると枝の先に白い実をつけていた。
青空をバックに花のように見える。
これは何の木。(写真大)
「この木、何の木、気になる木」



夕食を食べながらTVの天気予報を見た。
山登りのある土曜日は雨の予想。
うーん、まずいぞ。


それから30分もたたないで電話がリーン!
やっぱり。
山登り会のリーダーからだった。
中止との連絡。
毎回だが、実行か中止かは2日前に決めてくれる。


残念、次回に期待。