Nさんと居酒屋Tちゃんへ

osyousan2005-12-21



昼、和食レストラン「M」に行く。
元気な店長がいた。
顔を見て「明日宜しく。」と言うと
一拍おいて「16名でしたね、大丈夫です」と答えた。
多分、私の顔は覚えていなかったのでは、
明日の予約という言葉で思い出したのだろう。
明日、ここで忘年会をやる。


赤身の刺身定食を注文。
これは人気がある。
カウンター8席はすぐに埋まった。
刺身はあらかじめ用意出来るメニューである。
しかし、出てくるまで時間がかかった。
刺身だけ早く出すわけにはいかない。
牡蛎フライを頼んだ客から何で俺よりあとの刺身が
出てるの?というクレームが出るからだ。


スポーツ紙の一面にはオリックスに入団が決まった
清原の大きな顔写真が出てる。
その両目に涙。
巨人時代の清原は年中怪我をしていた。
それでも客は球場に集まった。
仰木監督が亡くなって清原がオリックスに入団する
背景は整った。
つまり男、清原、仰木監督の遺志に従った、というもの。
この場面だけならカッコいい。
さてパリーグで通用するか?


別の面では来年のW杯サッカーの放映権の話。
その抽選が昨日行われたが、他の局が局長級を送ったのに
対してテレ朝は課長が出た。
滝にうたれて身を清めた課長が見事抽選で
6月28日のクロアチア戦引き当てた。
凱旋する課長に取締役や局長が出迎えたそうだ。


食後、元荒川の土手に出る。
葉が落ちて枝だけの桜並木が何故か情緒ある。
土手の下をダックスを連れた少年がいた。(写真大)
少年はぐんぐん引っ張る。
ワンコは健気に付いて回る。


職場のNさんと居酒屋「T」に行く。
これは珍しいことである。
私のポリシーとして職場の仲間と
アフター5は行動を共にしないのだが..。


Nさんは独身で一人で団地住まい。
私の行きつけのアットホームな居酒屋を紹介した。
後は一人でも来れる。


ここにはママの絵手紙が飾ってある。
秋田にいるマスターの母親から送られた
手作り味噌を頂いてそのお礼に絵手紙を送ったのだ。


久しぶりにサングラスをかけたFちゃんに会う。
Fちゃんは昨年まで清掃業をやっていた。
健康のために体を動かす仕事を選んだのだ。
仕事の後は風呂に入ってお洒落をして
ダンスやカラオケが楽しみだった。
しかし、腰を痛めて退職した。
今の収入は年金だけ。
66才のFちゃんは電気マッサージに通っているが
元気だった。


職人刈りをした50半ばの男。
東京で寿司屋をやっているらしい。
その隣りに若い女性。
我々に向かい「お兄さん達、曲を入れた?」と
催促する。


まず、私が「時代おくれを」歌う。
Nさんは昔の演歌。
職場では見られない明るい顔だった。


この店のマイクが気に入っている演歌歌手が隣の町から
一人でやってきた。
年の頃58才くらいの女性である。
私の知らない歌を歌う。
でもさすがプロ、上手い。


Nさんが彼女とデュエットした。
呼吸はぴったり。
Nさんはすっかりこの店が気に入ったようだ。


この店の名物デカ猫タマが戻ってきた。
実に大きい。
最近去勢したので玉はない。(写真小)


私が帰る時間になったのでNさんも一緒に店を出る。
私は2時間が限度。
本当はもっといたかったのでは..。
Sママに今度はNさんは一人でも来るから
宜しくとお願いした。