免許更新

osyousan2005-12-19



免許証の更新で休む。
最寄りの警察署での手続き。
8時27分頃到着した。
すでに7人くらいの人が待合いのベンチシートに
座っていた。
案内を見たら4番の箱に免許証と免許書更新の
ハガキを入れて下さいとあった。


時間になると48才くらいの小太りおばちゃんが
説明する。渡された書類には箱に入れた免許書が
コピーされている。実に素早い。
名前、生年月日、住所、電話番号を書いて出したら
2番目になった。
名前を呼ばれてお金を払う。
交通安全協会に入会でよろしいですか?」とおばちゃん。
詳しい説明はない。
「結構です」と言うと「と、言うことは?」と
おばちゃんが私を見る。
「結構」という言葉はどっちでもとれる曖昧語である。
そこで「入りません」とはっきり。


年間300円で5年、1,500円なんで微々たる金額。
しかし、交通安全協会の資金使途が不明なのが不満。
天下り役人の給料になっているとか..。
免許を持っている人が全員500円払うとすれば
凄い金額になる。


その後、すぐ目の検査。
ちょっと度が進んでいるので心配だったが
「左、右、下」ですんなりパス。


次は写真である。
あと5年間はこの顔写真が免許証に張り付け。
だから無理に笑顔にした。
ママに言われた通り「ニーッ」と口を開ける。


ここまで12分だった。
18分待って9時から講習。
私の場合はゴールデンだから講習は30分。
一般の人は1時間。
私の隣りに座った高齢者が「まだかな?」と
つぶやく。
「9時から、らしいですよ」と話の口火を切る。
「まだ時間があるね」と老人。
「お仕事は自営ですか?」
「いや、年金生活だよ」
「じゃあ、時間はたっぷりありますね」
「でも待つのは嫌だね」

そう、退職したての老人は、何でも待つのが嫌いです。
でも死に急ぐことはありません。
ゆったり生きましょう。


9時半には新しい免許書を持って警察署を出た。
次回は平成22年である。
まだ健康かな?
生きてるかな?


その足で喫茶店「OB」に入る。
入り口で、注文とお勘定をお願いします、とある。
こんな大きな喫茶店で従業員が1人。
セルフだからできる。
アイスコーヒーを注文する。
目の前に普通のサンドイッチ、そして
クロワッサン野菜サンドがある。
ついでにこれも貰う。(写真小)


新聞を持って席に着く。
広いテーブルに座り新聞をいっぱいに
広げて読む。
実にいい気分である。


スポーツ紙に「テレビの力が援助したが
札幌女子銀行員殺人事件が
本日零時に時効になった」とあった。
2週間前には、超能力者が追いつめたと信じていたが.。
超能力の世界はまだ市民権を得られない。


次に日本経済新聞を読む。
現役の時は面白くもないこの新聞をとっていた。
一番最後の面に私の履歴書渡辺淳一の大人の小説。
その官能小説は「愛の流刑地」という。
失楽園」もここから出た。
お堅い新聞の柔らかいページである。


平日の休みを利用して銀行に相談に行ってみる。
ロビーに入ったのは11時38分だったが、
待っている間に正午になった。


担当の女性は昼食時間なのに熱心である。
でも銀行の儲けになるようにやっているんじゃないの?
と思ったらダメ。
個人の余剰資金を動かしてもたいした儲けにならない。
ターゲットは資産家や企業の数億円単位である。
我々を相手にするのは、銀行は社会の役に
立っているというポーズ。


家に帰ると珍しく息子が来ていた。
寒いから布団を取りに来たのである。
ママは大喜び。
そんなこともあろうと新しい布団を買っていた。
恐ろしい母親の勘と愛。


その母親は2時頃にお出かけ。
息子の姿を見て感激した後に、東京で観劇である。


私はムックとお留守番。
その時間を利用して年賀状をパソコンで作成した。
爺さん、偉い!
パソコン台の高さにある棚の上で
ムックが私を見ている。
そのうちこの格好で寝てしまった(写真大)。


ムックの散歩を終え、餌をつくる。
食べさせた後、そーっと外に出た。
当然すぐに気づくのだが。
寒い。
どこかで暖かい鍋でも食べたい。
いつもの店は一人用の鍋はない。
蕎麦屋の鍋焼きうどんがいいかな?
じゃあ、自分で作ってムックを見ながら
食べたらどう?という心の声。
寂しがっているぞ、と追い打ちの声。
5分間徘徊したが家に戻った。


風呂に入り簡易ガスコンロを出して
鍋焼きうどんらしきものを食べる。