池袋西口、東京芸術劇場

osyousan2005-12-17



ママとガソリンスタンドに灯油を買いに行く。
ここはガソリンも灯油もセルフ。
まず事務所に行って灯油カードを買う。
18リットルと20リットルがある。
機械にカードを入れてノズルを
ポリタンクに突っ込む。
そしてレバーを握って灯油をそそぎ込む。
タンク車で売りに来る灯油より安いようだ。


1時から池袋で仲間と忘年麻雀。
南浦和から京浜東北で田端まで行き
山手線に乗り換えるコース。

中吊りに乗客、特に男性に対する
注意広告があった。
「言い訳無用、絶対許さない。痴漢、破壊、暴力。」
写真には3本の突き出した腕がある。
袖口で何を着ているのかわかる。
背広から開いた手(お触りするような)、
ジャンバーから握りコブシ、指輪をやっている。
ジャージからこれも鉄拳。


痴漢がサラリーマン、
破壊が労働者、
暴力が体育会系、
良くできていると思った。


雀荘池袋東口だが早めに着いたので
西口に出てみた。
面白いのは東武デパートは西口、
西武デパートは東口にある。


西口公園にある東京芸術劇場に寄った。
大きな建物。
鉄骨むき出しの高い天井に「カア、カア」という声。
よく見たらカラスが迷い込んでいた。


5階にある大ホールは長いエスカレーターを上る。
そこの展示場で高校生の絵画展をやっていた。
我が母校墨田川高校も作品を出していた。
私が気に入ったのは「白日夢」という題の
作品である。
まあ、見て下さい。(写真大)
フラッシュで光ってみずらいが..。


正午になったので東口に移動。
ビックカメラ前の広場で若い女性3人が
ストリートパフォーマンスをやっていた。
歌って踊っていたのはGirls Boxという
グループだった。


何時も食べる「大江戸」が満員。
時間も30分しかない。
そこでラーメン「四天王」に入る。
出てきた客と同時に店に入ったので
自動ドアが私の額にぶつかった。
ツイていない。
ラーメンと餃子、それに瓶ビールを注文。
トイレは?とバイトらしい女性に聞くと
「外に出て2階になります。」と教えてくれた。
トイレが2階というのも面倒だ。
昼間は1階だけで営業。
トイレのある2階は準備中になっていた。


雀荘は結構込んでいたが、相変わらず年寄りばかり。
1時から9時過ぎまでやる。
結果は場所代分勝ったから、上出来である。


帰りは埼京線にした。
前の席が空いたので座ったが、私の隣りに
鏡を見ながらエスカルゴを掴む鋏みたいなやつで
睫毛をいじっている女がいる。
そんな女に美人はいない。
「我が隣り 化粧するブス 埼京線


久しぶりに地元駅の裏にある大衆酒場に入る。
入るなりおばちゃんに「一人でも鍋出来る?」と
聞いてみた。
「うーん、ニラ玉鍋と柳川鍋なら出来ますよ」
とおばちゃんが答える。
本当は寄せ鍋が食べたかった。
まあ、いいや、とカウンターの隅に座る。
座敷は満員でみんな大声でしゃべっている。


お通しは赤身鮪の葱ヌタ。
柳川鍋牡蛎フライを注文。
それと生ビールの大ジョッキ。
大ジョッキを飲んでいる自分の姿を
デジカメを置いてセルフタイマーで撮る。
フラッシュが焚かれた。


すると4席向こうの60才くらいの婆が
私のところに
やってきて「今の何?、私を撮ったの」と言う。
この婆、かなり酔っぱらっている。
「いや、自分の姿を撮っただけですよ」と答えると
「見せて!」と、まとわりつく。
「一人で飲みたいから向こうに行って」と
説得しても「あんた探偵?」と訳の分からないことを
言い出した。
店のおばちゃんに「この客、何とかしてよ」と頼む。


「私の目を見て探偵じゃないとはっきり言って」としつこい。
私は「探偵じゃありません!」と睨んだ。
バカみたい。

これでやっと離れた。「フーッ」とため息。
ライムサワーを飲みながら追加した
ジャガバターを食べる。

背中のほうの座敷では宴会がまだまだ続く。
喧噪の中でいい気分になる。


外に出ると刺すような寒さ。
娘にプレゼントされたヤンキーズ
毛糸の帽子を被って自宅へと向かう。