パスタ、ふぐ、新規店open

osyousan2005-12-15



隣りに座っているNさんの情報により
駅ビル内にスパゲッティの店がオープンして
今日は値段が安いことを知る。

じゃあ、昼に行ってみようということになった。
高架下の細長い店である。
禁煙席が6テーブル、喫煙席が5テーブルくらい。
禁煙席に座りサービスランチの
トマトニンニクパスタを注文した。
38才くらいの睫毛をカールした女店員が
「お飲物はどうですか?ケーキは如何ですか?」と
ほほえむ。
「いや、これだけで結構、お冷やは?」と聞くと
「入り口にありますのでセルフでお願いします」と
突き放された。
うーん、お冷やくらいは持ってきてほしい。


開店サービスなので100円引き、330円だった。
味は酸味があるトマト味、ニンニク味は薄い。
今一だった。この値段じゃ文句は言えない。
もっと値がはる料理もある。
それを食べてから評価を下すことにしよう。


信用金庫に行って機械で振込をする。
ゆっくりやれば間違うことはない。
カードでやれば、振込銀行、振込金額、
受取人口座NOを打ち込めば終わり。
自動的に私の名前が入る。
だがメーカーの指示により振込人の前に
アルファベット2文字を入れる。
これがややこしい。
てこづっていると後ろに3人が並ぶ。
気が弱いので一旦中止にして

また一番後ろに並んだ。


黒塀の上から大きなタブの木が見える。
これはクスノキ科の珍しい木。
かなり大胆にカットされて寒そうである。
たぶの木は黒塀がぐるりと取り巻いている
大きな屋敷に400年前に植えられた。
時代が変わってお屋敷があったところには
マンションが建っている。
たぶの木は色んな移り変わりを見てきたろう。
まだ100年は大丈夫。


近所にふぐ料理のチェーン店がオープンした。
今日から3日間はふぐのてっさ料理が半額である。
よっぽど行こうかと思ったが、ふぐの鍋を一人で
つつくのは寂しいのでやめた。
かと言って職場の人とは余り行きたくない。
現役時代から、飲み屋で仕事の愚痴を言うのは
嫌いである。


自転車に乗ると手袋がないのに気が付いた。
落としたのだろう。
この寒さ、手袋なしでは走れない。
途中、キャンドウで100円手袋を買う。

交差点で信号が青になったので直進した。
すると併走していた車に私が見えなかったのか
左折しようとして、急ブレーキを踏む。
運転者は女性だったそれも母親。
助手席で立って前を見ていた3才くらいに子供が
カーナビにぶつかっていた。
おお可哀相。
お互いに薄暮は見にくいから、気を付けよう。


居酒屋「M」に入る。
座敷はもういっぱい。
カウンターの隅に病院給食会社の役員のTさんが、
中央に初顔の老人がいた。
老人と言っても私より6才くらい上かな。
「今、お帰りですか?いいですね」と言う。
ビールのグラスが空になっていて、今は
焼酎を飲んでいる。
「いや、仕事をしないで飲める方が
羨ましいですよ」と私。
「仕事をやっている時はそう思いましたが、
今は飲みに出るのも女房に気を使って
いますよ。」と老人がシミのある顔で笑う。


都の清掃の仕事をやっているOちゃんが来た。
正義感が強いOちゃんと耐震強度偽造の話や
みずほ証券の話をする。
その後に来たのは単身赴任のS工場長。
今年は29日まで仕事でそれが終わると山陰に
帰るそうだ。
今年の秋に息子さんが結婚していて正月は
お嫁さんも来ると言う。


お通しの大根の煮付け、キムチ豆腐、牡蛎フライに
オニギリを食べて店を出る。
外は益々寒くなった。
途中まで行くとカバンを忘れているのを
思い出した。
急いで「M」にとって返す。
ガラッと戸を開けたらみんなが私の顔を見て笑う。
噂をしていたのか?


今日のどっちの料理ショーは予想に反して
ちゃんこ鍋が勝った。
ちゃんこ鍋に入っている高級魚くえの唇が旨いと
言っていたがそうは思えない。
空腹には強烈な赤い鍋、キムチが勝つと思っていたが.。