ペコちゃん

osyousan2005-12-14



2週間まえから緑効青汁を飲んでいる。
TVのCMを見て苦くないなら、と注文。
しっかりした便が3日に2回出る。
今朝、排便後に「おしりボタン」を押したら
凄い勢いの温水。
近所で水を使っていない時間帯なのか?
水力で体が浮き上がる気がした。


今日も特別な寒さ。
マフラーに防寒帽子を被って
自転車で出勤。
なるべく陽が当たっている道を選んで走る。


私がいつも通る道と駅からの道が
交差しているところにタクシーが
止まっていた。
この角のビル4階にホストクラブがある。
上下白のスーツをまとった若いホストが
出てきた。
ミニスカートの女性をエスコートして
タクシーに乗せた。
女性の顔を見たらCクラス。
「気をつけてね」と言ってすぐに
ドアが閉まるかと思ったがまだ会話が続く。
タクシーの運チャンが「早くしろよ!」と言いたげ。


こんな男に金を使っている女性は何者?


職場に入る。すると長老がノーネクタイで出勤した。
「いや、ネクタイの締め方忘れてしまって..」と
驚く発言。
そして「時間がないので持ってきた」と言う。
カバンには黄色いネクタイが入っていた。
何十年締めていたネクタイのやり方を
忘れたのは大事件である。まだらボケ?
周囲は引いてしまった。とても笑えない(私は笑ったけど)。


昼、駅前の「てんや」に入る。
カウンター16席とテーブル20席がほぼ満席だった。
今出たばかりのカウンター席を片づけてもらい座る。
原因は10名以上の中学生が座っていた。
今日は何かあるのだろうか?
小エビかき揚げ丼を頼む。
隣りに70過ぎのお婆ちゃん2人が座っていた。
「いつもこんなに込んでいるですか?」と
私に話しかけてきた。
「この店は美味しいので流行ってますよ、
でも今日は中学生がいるから特別ですね」と教えた。
よく似ているので「姉妹ですか?」と聞いた。
当たりだった。
顔も、着ているものも、指にしている光る
大きな指輪もそっくりだった。
食事の後はお見舞いに行くらしい。
この駅に下りるのは50年振りとか。


外に出ると駅前の噴水が勢いよく出ていた。
その前に細身の中年女性が立って拍子木を
叩いていた。半天の背中に天理教とある。
私はそばのベンチに座って見ていた。
拍子木叩きが終わるとおばちゃんは
カバンからボロボロになった紙を
取り出し何かを読み出した。
よく聞こえない。
バスを待っている人達が私のほうを
見ているようだ。
立ち上がってその場を去る。


不二家の前にクリスマスバージョンの
ペコちゃん人形が立っている。(写真大)
学生時代、友達の下宿に行ったら
小ぶりのポコちゃん人形があった。
(男の子がポコちゃん)
酔った勢いで持ってきたらしい。
その他に薬の宣伝が書いてある人間の形を
した大きな風船。
電車のドアの上にある大きな路線図。
当時はいろんなものを集めるのが
流行っていた。


この友達、ある試験の日に出てこなかった。
数人で彼の下宿を見に行った。
机の蛍光灯が煌々とついていたが本人が
いない。
後で分かったのだが自転車を盗んで
警察にお世話になっていた。
テストの準備をしていたが分からないことが
あり近所の友人宅に歩いて行った。
途中で面倒くさくなり
道に止めてある自転車を拝借した。
警戒中の警察官の職務質問で御用となった。


学生時代は面白がってバカをやるヤツがいた。
その後、彼は親の後を継い醤油会社の社長になった。
そして5年前に55才の若さで他界した。


宮本輝の小説に友達に自慢するために
茶店に飾ってある絵画を盗む話があった。
この小説でも盗んだ本人は病死している。


夕食を食べながらTVの日本昔話を見ていた。
「貧乏神と福の神」
働き者の嫁を貰った男の話。嫁と一生懸命働くので
天井裏にいた貧乏神が福の神と交代することになる。
出ていくのが悲しくて貧乏神が天井裏で泣いた。
その声に寝ていたムックが反応した。


毎朝8時前にやるフジTVの「今日のワンコ」にも
ウンともスンとも言わないのに...。


そうそう今日の夕飯で小さなくわいの
素揚げを食べた。
これが旨い。
このくわいは地元の方に頂いた。
大きなくわいは後日、ママの調理を期待(写真小)。