久々のカラオケ

osyousan2005-12-13


冬晴れで寒い。
神社の松の木が朝陽に照らされて赤くなっていた。
(写真小)
出勤時にはペラペラのネッカチーフを
首に巻いているが、そろそろマフラーが必要だ。


日本蕎麦屋「A」に行く。
たぬき蕎麦を注文してママにメールを打つ。
不器用にゆっくり打っている間に蕎麦が来た。
打ち終わるまで箸をつけない。
やっと「飲んでくる」と打ち終えて
蕎麦に口をつけたが、かなり伸びていた。
蕎麦もラーメンもパスタも旨い時間は茹でたあと
10分だろう。


蕎麦屋の孫がウロチョロしている。
お手伝いのおばちゃんがこの孫を抱いて
窓の外を見せていた。
「ほら、パトカーよ」。
駐車場のところにパトカーが赤色灯をグルグル
させて止まっている。
白い乗用車の運転手が何か聞かれていた。
それもかなり長時間。
食べ終わって外に出て近づいてみたが、
「何かあったんですか?」とも聞けない。


ただ、運転手が携帯電話で「単独事故をやっちゃいました」
と言っているのが聞こえた。
でも詳細はわからない。



帰り、久しぶりに居酒屋「T」に行く。
珍しくカラオケの音はしない。
よかった。
店に入っていきなりカラオケの騒音では
まいっちんぐ
カウンターの奥にK美ちゃんがいた。
推定53才くらいの奥様。
美形で、この店では人気ある。
もう日本酒の熱燗を飲んでいた。
旦那の仕事を手伝っているようだが、
旦那は連日午前様で頭に来ていると訴えている。
私の隣はツイード上着を着た
50才くらいの男性。
そばに置いた大きなカバンが高そうである。
知的職業の人と見た。


鮪の醤油煮と松前漬けがお通しで出てきた。
しめ鯖と特製餃子を食べる。
ビールの後、焼酎の梅干しお湯割りを飲み
顔が赤くなる。


やがてFちゃんが来てK美ちゃんの隣りに座る。
一見プレーボーィ風のFちゃんが、数ヶ月前
奥さんを連れてきてみんなに紹介していた。
これは意外だった。奥さんは年上に見えた。
Fちゃんは病院事務長で40才代。
K美ちゃんとFちゃんは仲がいい。


歌が始まる。
トップは当然Fちゃん。
ジャンルは関係なく歌うFちゃんのスタートは
ダ・カーポの歌だった。
ツイードの男性が練習させてくださいと続く。
音程に難あり。
気分良くなった私もSママに言われて「街の灯り」を歌う。
K美ちゃんはひばりの「乱れ髪」。


ここで入り口に座っていた中年カップルは
帰った。この2人もよく見る顔である。


私に2曲目が回ってきた。
するとk美ちゃんが「○○さん(私)だったら岬巡りが
聞きたいな」と酔った声でリクエストする。
当然、ご機嫌でマイクを握った。
歌っている間、K美ちゃんは殆ど聞いていない。
そんなもんだ。


お新香巻とかっぱ巻を追加。(写真大)
食べきれないのでツイード男と事務長に
回した。すると一番奥のK美ちゃんの手が
伸びてぱくっと食べた。


勘定を払うときSママが「今年はもうおいでに
なりませんか?」と聞く。
最後だったらカレンダーをくれるのか?
反射的に「いや、また来ますよ」と答えておいた。