朝から晩までお世話。

osyousan2005-12-03



ママは旅行でお出かけ。
地元では交際が広い。
とても私のような飲み屋だけの薄っぺら
お付き合いとは違う。


ママがお出かけした後、私はムックと
娘のマンションへ。
ママは昨日行ったらしいが、娘が風邪を
引いているので特効薬の手作り生姜エキスを
持っていくように命令されていた。


ピンポン鳴らしてムックの顔を見せ、
生姜エキスを置いて1分で出てきた。
父親はそんなもん。


娘のマンションすぐそばの公園に行く。
実に整備された公園である。
でも駐車場には11台しか止められない。
路駐にしてムックを散歩。
リードを放したヨーキーが2匹寄ってきた。
そのうちの雄がムックに吠える。
やっぱり雄同士はだめだ。


昼はインスタントラーメン。
野菜をたっぷり入れて大きな器で食べる。
当然缶ビール。
我が家で瓶ビールから缶ビールに変えたは
いつ頃だろう。
瓶ビール時代はケースで買っていた。
これは移動が重たい。
しかし、ビールと言えば瓶ビールがいい。


今では毎日、簡単な缶ビール。


3時過ぎにカンガルーだっこでムックと土手まで散歩。
もう陽が弱くなっている。
夕陽に照らされたムックを接写した(写真)。
カンガルーだっこから出して土手の上を
歩いていると職場で掃除をやっている
おばさんと会った。
私は赤いスキー帽子を被っていたので
分からなかったようだ。
いつもなら知らんぷりするのだが、
今日はこっちから声を掛けた。
前向きで好きなおばさんだから..。


民家の庭にでこぼこした柚須を発見。
鬼柚須というらしい(写真小)。
これを見るとケーシー高峯を思い出す。


ムックに夕食を与えて外食に出る。
沖縄のマスターがいる「Me」に入る。
4人の宴会が入っていた。
それを見て寄せ鍋を注文する。
入り口にいる60代後半の老人が
瓶ビール!と注文。
お手伝いの女性が生ビールを持っていったら
爺は「これじゃない」と断る。
マスターが「それはすみません、サービスですから
取りあえず生ビールを飲んでください」と言う。
「嫌、瓶ビールがいい」と頑固。


隣のいたエレベーター技師が「生ビールは俺がマスターに
奢るよ」と間を繕った。
入り口の爺は無粋な男である。
このエレベーター男、ちょっと前に他の居酒屋で会った。
小気味のいいしゃべり。
独身である。


寄せ鍋の後は生野菜を注文。
ここのメニューでは「生意気な野菜」である。
何しろここマスターは洒落が好き。

エレベータ男の前で「今度エレベーターという
メニューを作ろう思っている」と告白。
食べ物は、豆腐を揚げてその上に大根下ろしを乗せる。
上げ下ろしでエレベーター。
旨そうだ。


カウンターの横に「貴方も私も今日が一番若い!」という
貼り紙があった。
これもマスターの仕業。
年をとっても気持ちは昔のまま。


本来なら歌でも歌っていきたいが、
ムックが待っている。
ボトルを1本入れて店を出る。


家に帰ると器の餌は殆ど食べていない。
私の顔を見るとすぐに餌を食べていた。
だから早く帰ってきたのだ。