東海林さだお

osyousan2005-11-08



日本蕎麦屋「A」に入る。
入り口にある新聞を持ってテーブル席に座る。
持った新聞は毎日新聞の朝刊。
しわくちゃで読み終わったまま置かれたようだ。
元に戻して返すのがマーナーと言うものだ。


朝刊の連載漫画は東海林さだおの「アサッテ君」。
その内容:
「良妻賢母ってどういう意味?と子供に聞かれた母親が
お母さんのような人、と自慢げ。まず良い妻、そして
ケンボと言おうとしたら、子供がケチンボ!と先手を打った。」
相変わらず面白い。


私は35年前から東海林さだおフアンである。
東海さだおの漫画もいいが、エッセイまるかじりシリーズも
ユーモアたっぷりでいい。講談社のエッセイ賞を受賞している。
その東海林先生も68才になる。


大盛り蕎麦をセカセカしたおばちゃんが運んできた。
実に忙しそうに動く。
電話が鳴ると「社長、電話お願い!」と叫ぶおばちゃん。
この店の奥さんじゃないみたい。
大盛り蕎麦には薬味と一緒にうずらの卵がついてくる。
その卵をカットする鋏もある。
そして小さな容器に入ったそば湯も(写真小)。
私はうずらの卵は食べない。
本当は卵を割って蕎麦つゆに入れる。
だがこれを入れると最後に飲むそば湯が白濁して不味くなる。


職場の近所にある樹木が紅葉し始めた。
市役所に通じる街路樹も色づいて青空をバックに
見事なり(写真大)。


今日あたりは帰りに一杯というサイクルだが、
真っ直ぐ帰る。
屋根屋さんが来ていて、車が邪魔なので近所に
置いて貰っている。
それを酔っぱらう前に取りに行く。
拙いことにママが腰痛で運転が出来ない。
ママさんバレーをやったりプールに行ったりして
体を動かしているママが、不思議である。


車を取りに行ったその足で、10時、お昼、3時に
休む職人さんの飲み物やお菓子を買いにいく。
突然腰痛になったママにとって、このお世話が大変のようだ。
まだ暫く続く。
こういうときに少しでも恩を売っておきたい私である。