アミダクジ

osyousan2005-10-06



昼食に出ると商店街のゴミ集積場に
ドキッとするもの見つけた。
たくさんの女性の首がビニールの袋に入れて
置いてある。
美容学校の教材だろう。


蕎麦屋「A」に入りたぬき蕎麦を注文。
新聞を読もうとしたら所定の場所にない。
見回すとパンチパーマをかけた男性が
座っているテーブルにあった。
彼は無心に食事をしている。
読んでないなら元のところに返して貰いたい。


そのうち私のたぬきが来た。
パンチの男が勘定をして出ていく。
紺色のスーツを着ている。
よく見ると胸に会社の名前がある。
後ろ向いたら背広のセンターベンツが白い糸で
バツ印で縫いつけられていた。
おろし立て。
どうもタクシーの運ちゃんらしい。


食後、川べりにあるベンチでのんびり。
白鷺が細くなった流れで魚を狙っていた。
どうも魚を捕るのは難しいらしい。


職場で○○委員会に出る代表を
決めることになった。
雰囲気で私が選ばれそう。
第二の職場、その他大勢でいたい。
慌ててアミダクジを作った。
六人に回して自由に横線を引いてもらう。
出来上がったクジの線を辿っていったら、
私が当たった。
そんなもんだ。


帰りに居酒屋「M」に寄る。
付けだしに干した小エビが出た。
塩加減がよくつまみに最適。
白内障の手術を終え退院したIちゃんが
顔を出す。
おめでとう、と肩を叩く。
視界が明るくなったと言うが、
顔色が冴えない。
聞くと入院したのが総合病院なのでついでに内臓も検査した。
そうしたら腫瘍らしきものが確認。
お茶の水の病院で再検査することになった。
「先生にはハイハイと返事をしたが、もういかないよ!」と
焼酎を飲むIちゃん。
両目の手術が済んでやれやれと思ったらまた検査、気持ちは分かる。
「行ったほうがいい」と誰も意見しない。


奥さんと若い娘さんを連れて入ってきた常連客。
テーブル席に座った。
その後にSちゃんが来た。
満席なのでSちゃんはテーブル席に相席。
若い娘さんの前でご機嫌だった。


TVで迷子になったウリ坊をやっていた。
場所は兵庫県のどこか。
ウリ坊とはイノシシの子供のこと。
親イノシシと河原に来たウリ坊が親とはぐれて
ウロウロ。
河原の両側は高い壁になっているから出られない。
役所がウリ坊のためにスロープを作っていた。


ウリ坊の姿がムックに見えた。
そこで早めに帰宅する。