アカマンマ

osyousan2005-09-12



一晩明けたら小泉自民党圧勝のニュース。
民主党惨敗で岡田代表辞任表明。
それでなくても暗いフランケンシュタインのような
顔が青白く痩せて見えた。


日本人からすると小泉純一郎も青白い腺病質タイプ。
でも心は凄く強い。
折角、ここまで改革路線で走ってきたのだから、
日本の将来のため、成果を上げて欲しいものだ。


今週は遅番で11時出勤である。
真夏のジリジリした気温の中、自転車出勤。
職場に入り2時間もすると1時で遅い昼食。


年寄り夫婦がやっている地味な蕎麦屋に入る。
歩道もない旧道に面しているから目立たない。
店の広さに比べて椅子の数が少ない。
それに椅子の種類も統一されていない。
家賃の支払いの心配ない自分の店。
入った時間は1時10分。
丁度店のおばちゃんは食事を口に含んでいた。


ざる蕎麦を食べる。
普通丸いせいろで出てくるものだがここは
盛り蕎麦と同じ四角いせいろでお出まし。
だがざる蕎麦の象徴の海苔がちゃんと乗っていた。
(当たり前)
値段は400円だった。
盛り蕎麦が350円だから海苔の値段は50円。


70才を越えているご主人に「この店はいつからやってるの?」
と聞いたら「昭和の初めからです」との返事。


町中にある神社のそばに巨大なアカマンマが懐かしい実をつけていた。
正式にはイヌタデというらしい。
いや、もしかしたらオオケダテという種類かも知れない。
「蓼(タデ)食う虫もいろいろ」という諺を思い出した。
この種類は食べると辛いようだ。
子供の頃にママゴトをやると、その辛いアカマンマがご飯のおかずになる。
ママゴトは道路にゴザを敷いてやったものだが、今は見たことがない。


7時はもう完全に暗い。
道路脇にある花壇から澄んだはっきりした虫の音が聞こえる。
外来種だろうか?
向こうから赤い点滅が近づいて来る。
そばにきたら小さな犬につけた信号だった。
自転車だとひいてしまいそうだ。