ペスカトーレ

osyousan2005-08-26



朝、ムックがペロペロと耳を舐める。
いつも明るくなるとムックが私を起こす。
その時間はだいたい5時20分頃。

テレビを付けたら台風11号は房総半島だった。


ムックと神社の中を通る。
小枝や松ぼっくりが一面に落ちている。
かなりの風が吹いたようだ。


10時半に家を出るとき我が家のノウゼンカズラに蝉の
抜け殻がついていた。
触ると何と中身が入っていて動いた。
驚いたと同時に嬉しかった。
これから羽化。
時間があればカーテンにとまらせて
観察をしたいところだ。
葉っぱの裏につかまっている羽化前の蝉を
デジカメで撮って、後ろ髪を引かれる思いで
出勤した。



昼、一駅戻りパブレストランに行く。
厨房にいたママに挨拶。
ママは麻雀友達。
夜は息子がパブレストランを営業。
昼はママが趣味でスパゲティを作っている。
私はこのママの茹で具合が好きで時々来る。
今日はトマトベースの辛いペスカトーレ
注文した。


大盛りスパゲティにサラダ、そしてアイスコーヒーで
「520円」じゃ、安ーい。
だから女性やおばちゃんが多い。
おばちゃんも女性だから「女性が多い」でもいいんだが。
女性とは38才までそれ以上はおばちゃん。
人種が違うと思う。


ただこの値段は本業があるから出来る。


フォークで頬張っているとママが出てきた。
1時20分になり昼の混雑が終わったようだ。
私の前にドカッと座り話を始めた。
食事をしながら話をするのは苦手。
食べたいし、いい加減に応対できない。


今度、麻雀のメンバーが足りなかったら
電話してと番号のメモを置いていった。
店を出る前にトイレに入って鏡を見たら
ワイシャツにスパゲティの赤い跳ねがポツンと
あった。
あれだけ気を付けたのに、この始末。
カレーうどんとスパゲティは何事もなく
食べたことがない。


7時過ぎに職場を後にして居酒屋「A」に寄る。
入ると中年の男ばかり。
カウンターには8人、小あがりに酔っぱらい3人がいた。
ツケだしのおでんを食べながら生ビールを飲む。
追加した鰺のフライは外れだった。
出来合のフライで新鮮味がない。
口直しにニンニク唐揚げを食べる。

そのうちSちゃんが来た。
相変わらずの暑苦しい巨体である。
でもSちゃんが来ると私を先輩、先輩と立ててくれるので
他の客には顔が売れる。
何しろ「A」ではosyousanも新人である。


ガラッと戸が開き浴衣美人が入ってきた。
「おおっ」と声が出そうになったがその後から
厳つい男がつながってきた。

今夜は駅前で阿波踊りの前夜際をやっているようだ。


阿波踊りは明日明後日が本番。
もう21回目。

これが終わると今年の夏も過ぎていく。