阿波踊り

osyousan2005-08-27


早朝、ムックとリトルリーググランドに行く。
遠くでゴルフのスイングをしている人がいた。
銀杏の木下に黄色い銀杏の実が落ちている。
これは酒のつまみにいいな。
拾い集めた。

自転車の後ろの籠に入れて(ママの自転車だから
前後に籠がついている)持って帰る。
するとママが「手がかぶれる」と脅かす。
そう言えばなんかベト付くような気がする。

しっかりと手を洗い、今度はゴム手袋をはめて
ビニールの袋に入れ替えた。


これを食べるまではまだまだ時間がかかる
ようだ。
そのうちに忘れる。


近所のおばちゃんがパグ犬を連れてきた。
それをムックが窓から見つけて鳴く。
外に出るとパグ犬と可愛いヨークシャテリヤが
いた。
ヨーキーはムックの父方になる。
触ると柔らかい毛の感触がムックに似ている。
まだ1年たっていない子供だが顔はムックより
偉そうである。


バリエの本屋に行く。
今日明日と駅前で阿波踊りをやる。
夜までまだ時間があるので
露天商の人達が仕込みをやっている。
家族総出でリンゴに割り箸を刺したり、
キャベツを切り刻んでいる。
これはまあいいのだが、鶏肉を切ったり
凍っている蛸を溶かしている光景は
見たくない(ちょっと不衛生?)。


バリエの3階からロータリーを見ると
阿波踊りの舞台が出来ていた。
前のビルにある居酒屋の窓から茶髪の
女性が出てきた。
手にモップを持っている。
身を乗り出して窓の外を掃除しているのだ。
これは危ない!
私はデジカメを構えていた。


本屋で芥川賞発表の文字につられて
文芸春秋を買った。
ここの本屋はいつも込んでいる。
レジの前に行列である。


舞台踊りをやっている市民ホールを覗いてみた。
客でいっぱい。
道を踊りながら練り歩くのが阿波踊りだが、
舞台でじっくり見るのもいい。
踊りの終わりにチャン!という音と共に
踊り手全員の動きを止めるのが特徴。
そして緞帳が下りて拍手。


舞台のそばに出ていってデジカメを撮る。
近くには三脚でシャッターチャンスを
待っているマニアが数人いた。
ちんけなデジカメを片手で持っているのは
私だけだった。