徒歩通勤

osyousan2005-07-21



5時過ぎにムックの散歩。
娘からもらったムックの洋服、成長したので
ちょっと小さくなった。
だがサマーカットをしてスリムになったムックには
丁度いい。
それにしてもトレードマークの毛がなくなると
痩せネズミみたい。
本人は身軽になってぴょんぴょん跳ね回っている。

高架線の土手にぼーっと朝日が昇る。
今日も暑くなりそうだ。


朝食前に昨日のK−1MAXのビデオを見る。
魔裟斗ザンビディスの試合が一番面白かった。
ザンビディスは数ヶ月前に神の子山本キッドを一発で
マットに沈めたハードパンチャー。
最終ラウンドに魔裟斗がダウンを奪い判定をものにした。
しかし、この試合で魔裟斗は足を複雑骨折して準決勝に
出られなくなった。
主催者は魔裟斗が優勝すれば一番良かっただろうが、
これが単なるショーじゃない真剣勝負のいいところ。
優勝は欧州5冠のアンディ・サワーだった。
総体的に興奮する試合はなかった。


徒歩で出勤する。
土曜日の尾瀬行きに備えて足を慣らすためだ。
新しいスニーカーを下ろす。
新しい靴は足にマメが出来ると言うママ。
職場で履く革靴をバックに入れ肩から下げて、
両手を大きく振って歩く。
途中のクリーニング屋前で縁石に座っている若者がいる。
朝の8時にこんなところに何だろう?
前に出した若者の左手を見たらその甲に入れ墨があった。
小指から親指までの根本にアルファベットで「PEACE」と
彫ってあった。
最近の若者は入れ墨を抵抗なく入れる。
格好いい、と思っているようだ。
ここで川柳「タバコ吸う その手にタトー PEACEだと」


帰りはどうしよう?歩くか電車か。
迷っている間に足は駅と反対方向に向いた。
午後5時ではまだ太陽は高い。
車のそばを通るとモワーっと熱い空気が吹き付ける。
この車の熱が都会の温度を押し上げている。
道ばたにエンジンをかけたまま停車中の車がある。
ネクタイワイシャツのサラリーマンが大きな口を開けて寝ていた。
外回りが会社に戻る時間調整か?


家の近くまで来ると犬を散歩している人が2人。
それぞれ小さな犬が見える。
ママとムックだった。
ママは私に気がつかず散歩相手の奥さんとお話。
やっとわかったらしい。
「気がつかなかったわ、学生だと思った」と大笑い。
白いシャツに肩から下げた黒いカバン。それにスニーカー。
爺にも衣装で、学生になる。


あっそうそう今日の昼食を書くのを忘れていた。
焼き魚(ほっけ)と白米、そして少量の蕎麦。
プラスアイスコーヒーで780円。