カモの親子

osyousan2005-07-16


早起きしてムックと車に乗る。車の中にあるデジタル時計は4.56だった。
すり鉢状の土手に囲まれた人工池に行く。
朝露と前日までの雨で下は濡れている。
ムックを前抱きのリュックに入れてバケツとタマ網を
両手に持って池のそばまで下りる。

小さなエビとハゼのような小魚が捕れる。

すると5,6羽のカモが寄ってきた。
多分、ここで生まれたカモの親子だろう。
6月はじめに釣り人のそばを離れない親ガモと
孵化したばかりの小ガモを見ている。

こんなときパンくずでも持ってくればよかった、と思う。

獲物の入ったバケツを持って車のところに戻ると
老夫婦が「何が捕れるんですか?」と近づいてきた。
「いや、エビと小魚ですよ」とぶっきらぼうに答える。
「じゃあ、今度孫のために捕ってあげよう」と
奥さんに話していた。

エアーのついた水槽じゃないとすぐに死んじゃうよ。


夕方に駅で待ち合わせ。
新しくできた「華の舞」という店だ。
5時からオープン。
5時5分にオヤジが6人入っていった。
寝ぼけ眼の男性店員が入り口の部屋に案内してくれる。
今日のメンバーは54才から63才。
だから話題は昔のことと健康のこと。

2時間でお開き。
まだ飲み足りない人もいた。
カラオケい行こうという人もいた。

でも揃わず解散。


私は一人で前から行こうと思っていた飲み屋「A」に行く。
座敷に6人くらいのグループ、カウンターに5人の客がいた。
カウンターの中でカレー事件の林真須美似のママが迎えてくれた。
と言うことは悪人林真須美も水商売向きの顔をしている。
隣りにいた男性は50才くらい、大手車メーカーに勤務。
社長秘書室みたいなところにいるそうだ。本当かね?
周りの人に「痩せた、痩せた」と言われて心配していた。
中には「ガンだよ、医者にいきな」という声もあった。
深刻な話も飲み屋では酒の肴になっちゃう。

戸が開いてSちゃんIちゃんの顔が。
周辺の飲み屋を回遊魚のように飲み歩いている2人。
まあ、私もそうだが。
これ以上いると巻き込まれる。
ソーメンを食べて店を出た。