片岡鶴太郎
朝一番のニュースはスペースシャトルの打ち上げが延期になったこと。
原因は外部燃料タンクのセンサー故障。
過去に尊い命が失われているので当然。
宇宙飛行士の野口聡一さんはがっかり。
でもこれで返って名前と顔が日本国中に知れ渡った。
中止になったわけじゃない。
霧雨が降っているので職場までのウオーキングはやめた。
傘をさして自転車で出勤。
これで職場には4本の傘が溜まった。
昼食は大衆食堂で鯖の味噌煮定食。
鯖はいい、飯粒がもっと旨ければ合格だ。
「笑っていいとも」を見ながら15分で完食。
昼休みに自転車で小さな神社の大木を見た。
立て札の説明では樹齢600年のケヤキの木。
高さ25メートルだった。
まだまだ勢いがある。
長い間チマチマと生きている人間を見てきた。
家に帰ると門扉にムックが繋がれていた。
これから散歩に行くところ。
手早く着替えて私が連れて行くことになった。
ムックはぐんぐん引っ張って用水脇の公園まで。
ミニチュアダックスのマロンちゃんと遊びたいのだろう。
残念でした。いません。
その代わりにデブ犬がベンチの上で横になっている。
飼い主のおばちゃんがブラッシングをしてあげている。
それはいいのだが、抜けた毛玉をそのまま置いていく。
フワフワした茶色い毛は気持ち悪い。
ウンチと同じで持って帰ってもらいたい。
散歩から戻ると、麻雀のテレビを見てゆっくり。
その後は夕食。
冷えたビールをつぐ瞬間は至福のとき。
ここで先日の片岡鶴太郎のこと(TV)を思い出す。
鶴ちゃんは朝昼2食だそうだ。
腹7分目でいつも神経を研ぎ澄ましているらしい。
食べるのが生き甲斐の自分には、信じられない。
勝負師や芸術家はそうなのかなあ?
新宿のデパートで片岡鶴太郎展を見たことがある。
右利きなのに左手で筆をとる。
右で描くと作られたイメージで勝手に動く。
題材を見て素直に描くには左手がいい、らしい。
昆虫、魚など多くの生き物を描いている。
たっぷりの水分でぼかした色がいい。
NHK3チャンネルで高橋英樹、田中好子、林家こぶ平らに
絵を教えたこともある。
TV番組で、細木数子に90才まで生きると予言されて
ご機嫌だった鶴ちゃん。
ママが右手で描いたほおずき。
大きいのも小さいのも、赤いのも青いのも皆仲良く。