ほおずき市

osyousan2005-07-09


家の前で道路工事が始まった。
10時以降は車が出せないということを
ヘルメットのオジサンが各家を回って知らせている。


9時半に車を出して、ママとムックとで浅草へ向かう。
今日はほ「おずき市、四万六千日」だ。

隅田公園脇に車を止めて歩きで浅草寺まで。
途中のはんこ屋に寄る。
ママの絵手紙に使うスタンプを見てみる。
注文しようかと迷っていると健康的な歯茎をしたオニイちゃんが
「可愛いですね」とムックに愛想を振りまく。
「無理して言わなくていいよ」と言うとオニイちゃんは
「いや、本当に犬が好きなんですよ」と答える。
結局、2,800円のスタンプを注文した。


浅草寺の裏側から入る。そこには200ものほおずきの露天が立ち並んでいる。
これだけあると迷う。
公式な値段はほおずき一鉢2,500円。
長くの伸びたほおずき一枝1,000円から1,500円。
だから同じ値段でも育てた業者によって出来不出来がある。


法被を着た若いオネエチャンがいる露天でほおずきの枝を1,000円で買う。
これはお買い得だった。
隣の店では1,500円もしている。
サッカーのユニフォームを着たムックがオネエチャンに人気。
ひっつめ髪のオネエチャンのツケ睫毛が気になった。
オジンはツケ睫毛が嫌いだ。
だが、デジカメを撮る。


鉢は別の店で茎の太いのを選んで貰って買った。
弱々しくふわっとしているほおずきは多いが、ここには
シャキッと立っていた。
だがよく見たら輪ゴムで茎を巻いていた。

昼過ぎに車が止めてあるところに戻ると観光バスがずらっと止まっていた。
これからまだまだ込むだろう。
ムックがいなけりゃ私が好きな店「四万六千日」に寄るんだが..。
「四万六千日」とはしゃぶしゃぶの店。
この店に初めて行ったのは10年前。
しゃぶしゃぶの後に出る中華麺の味にすっかり虜になちゃった。
しゃぶの後、牛肉のダシがしっかり入ったスープで中華麺を茹でて、
スパイスが強烈に効いたタレで食べる、
何と言ってもこのタレがいい。
他では絶対味わえない。
ここまで書くと行きたくなっちゃう。


そのまま実家に向かう。
途中が渋滞、お腹がグウと鳴る。