小楢山

osyousan2005-06-25

東京駅の朝定食の店を覗いた。なんと回転朝食である。
クルクル回っている焼き魚(鮭、鯖、鰤)納豆など8種類から3品を
選んでご飯と味噌汁で500円なり。
これにビールがあればいい。
でも待ち合わせ時間が迫っているので、ここは諦めて
缶ビールとサンドイッチを買って中央線ホームへ。
ここで山歩き会のメンバー3人と会う。
発車と同時にプッシュと缶ビールをあけて朝食。
お茶の水でどっと乗客が入ってきた。

高尾でメンバーが合流して甲府行きに乗り換え。

塩山駅から9人が2台のタクシーに分乗して今日の目的地小楢山(コナラヤマ)の
登山口に向かう。
登山口のトイレに入りプッととおならをした。

山は鳥とカナカナという春蝉の鳴き声に包まれていた。
春蝉の声はヒグラシのカナカナとは微妙に違う。
灌木の下には紫のアヤメが1,2本ツンと咲いている。
そして登山道の脇には薄いピンクのレンゲツツジが最後の花で迎えてくれた。

やっぱり山はいい。

だらだらした登りのままあっけなく1,713メートルの頂上にでた。
今までの頂上と言えば直登があってから「さあ、頂上だ!」と
期待させて、ダーンっと眼前に現れるもんだ。
小楢山はサラッと頂上。

頂上の屋根つきの休憩所にはすでに先客。
すると10人くらいのおじちゃんおばちゃんのグループが
「我々は終わったからどうぞ」と丸太が組んである場所を空けてくれる。
その代わりと集合写真のシャッターを頼まれる。

ここで昼食。
まず、リーダーが持ってきてくれた赤ワインをいただく。
いわゆる食前酒ってやつ。
私は徐にロング缶を出して飲む。

天気は良かったが靄っていて周囲の展望はイマイチ。


だが、この後に行った幕岩の眺望はよかった!
岩場の上で頬杖をついて横になりたいくらいだ。


あとは母恋し道を通る延々とした下り道。
ここで私の足にアクシデント。
右足すねの筋肉がつった。

ずうずうしくも、後ろから走ってきた工事の軽トラックに乗せて貰う。
オーチャード村に着いて後から来るメンバーを待つ。
足の痛みは休めば回復したが、山男としてのプライドが痛い(ほんと?)。


最後は塩山駅近くの中華店でメンバーと餃子、焼きそばを肴に生ビールで乾杯。
汗をかいたあとのビールって旨いなあ。