キャンピングカー

osyousan2005-06-17


職場のそばに大きな弁当屋さんが出来た。
たまには弁当もいいかな、と自転車を止めた。
だが選ぶのが面倒だと、ペタルを踏んで走っていた。
そして日本蕎麦屋でたぬき蕎麦を食べる。

大通りの手前にキャンピングカーらしき車が止まっていた。
そばに老人が大型雑種犬といた。
老人は犬の足を雑巾で拭いて車に乗せる。
運転席に入った老人に「これキャンピングカーですか?ワンちゃん可愛いですね」と
話しかけた。老人は笑いながら車を走らせた。
大好きな犬と一緒に車でバガボンド。いいねえ。

先日、TVで定年退職後に桜前線を追いかけている老人をやっていた。
キャンピングカーに乗り、桜の写真を撮りながら日本列島を走る。
途中で終われば(何しろ列島の桜は短い)、来年はそこからまたスタート。
好きな桜を撮ることをこれからのライフワークとしたい、と語っていた。
いいねえ。


学生時代の思い出。
友達が酔った勢いで変な外人と知り合い、英会話を教えてくれと頼んだ。
そのドイツ人は小遣い稼ぎで引き受けた。
仲間5、6人を集めて英会話を学ぶことになった。
中には40才代の大学教授もいたっけ。
ドイツ人はキャンピングカーみたいなものを自分で組み立てた。
エンジンがついていないまるでトレーラーの後続部分。
そのトレーラーを広場に止めて生活して、飽きたら数人で引っ張って
移動するというふざけた乗り物。
我々も牽引を頼まれたが、断った。
あのドイツ人どうしたかな。
40年前の話。
ここまで書いていたら「タイガーアンドドラゴン」が始まった。
どうも見てしまう。
ちょい役で高田文夫も出ている。
このドラマで古典落語に若い人の目が向いたようだ。


元荒川の土手に出ると川辺に花菖蒲が満開だった。
市役所のおばちゃん達が携帯のカメラで撮っていた。
菖蒲が終わると反対側にあるアジサイが咲き出す。

ここで駄洒落川
「ショウブごと やめて食べよう あじさいみ(アジ刺身)」
鰺の刺身も旨いが漁師料理の「なめろう」もいいぞ。