ちょっと暗い話

昼、カレー専門店でビーフカレーをオーダー。
出来上がるまでスポーツ新聞を読む。
一面は二子山親方の相撲協会葬儀。
若貴兄弟の確執が泥沼化したという見出し。

貴乃花親方がＴＶで告白したところでは相撲界に入った時から
「いずれはこうなる」と思っていたと言う。
表面では仲がいい兄弟だったが、同じ職場でのライバル同士。
注目されればされるほど意識したのだろう。
悲しい事実である。

もっと読みたかったがカレーが来たので、新聞は元に戻す。

食後、信用金庫で７月の尾瀬行きの旅費をリーダーに振り込む。
今は振込さえも窓口に並ぶ必要はない。
機械では釣り銭も出てくるのだ。
しかし、お年寄りの後に並んだら時間がかかるだろうなあ？

昨日、近所のご主人が亡くなった。
今日は通夜でママが参列する。
私は真っ直ぐ帰宅してムックと留守番。
近所ではここ３ヶ月で３人のご主人が亡くなっている。
それもみな６０才代。
６０才代から楽しい人生があるのに．．。

夕食前に玄関の鍵をしめて風呂に入る。
すると電話のコールが鳴った。
ムックが出てくれるわけじゃない。
裸で受話器をとった。
「○○さんですね、もう墓地をお買いになりましたか？」
「結構です！」
受話器を耳に当て、つま先だった裸の姿を想像しないでください。

ちょっと暗い話になった。