蕎麦のこと

osyousan2005-06-02


傘をさして居酒屋「M」に寄る。
キャップを逆さに被ったIちゃんに声をかけられた。
「火曜日、Tで飲んでたんだって?Sちゃんからの情報が入ってるよ」と。
その通り。
あの日は、わんこの散歩をして店の前を通りかかったSちゃんに
(独り身のSちゃんは夜散歩する)私の自転車を見つけられた。


奥にいる余裕おばちゃんのTちゃんが優しい笑顔をこっちに向けた。
Tちゃんのカラオケは抜群に上手い。
ここにはカラオケはない。
だからここで勢いを付けてカラオケスナックに流れるのが常。

隣りにコンピューター関係に勤めるMちゃんが座る。
Mちゃんは蕎麦打ち名人。
出来上がった蕎麦をマスターに食べさせたりしているのだ。
「二八蕎麦というが実際は三七がいい」とか「そばの命は喉ごしだ」とか
話題は蕎麦のこと。
私はもっぱら聞き手。
だが食べる方になると「どんな蕎麦でも茹でたてのつるつるがいい」とか
「タレは甘めがいい」とか
「最近は吉川の細川という店が旨かった」など思いつくことをしゃべる。

私が昼によく行く「うるさい女将がいる手打ち蕎麦の店」を名人に
お勧めしておく。

蕎麦もいいけど「うどん」も旨い。
今は亡き父親が手打ちうどんならぬ「足踏みうどん」を食べさせてくれたことを
思い出す。


家に帰ると近所の奥様方3人が来ていた。
そしてPCを使ってサークルの名簿作りをしていた。
その賑やかなこと。
今日来ることを知っていたので、甘いものを差し入れていい旦那を
演じた。

そして私はムックを連れて2階でTVを観る。