兄弟

osyousan2005-06-01



6月になったとたんパッと晴れた。
中央官庁のクールビズ運動にぴったり。
私も上着なしで行こうと思ったが、携帯、手帳などがあるので
軽い換え上着を着用して出勤。


昼は和食の店で刺身定食を食べる。
鮪の切り身がたった5切れ。
それも筋があるやつ。
味噌汁、お新香、切り干し大根の煮物少々。
刺身にたっぷりワサビをつけて白米と食べる。
あっという間に一膳を平らげた。


外に出ると若い母親が「早く!早くおいで!」と叫んでいる。
道の向こう側に幼稚園くらいの女の子。
車が恐くて渡れない。
自分が先に渡って後から来る子供を呼ぶなんて、とんでもない。
「お母さんが手をつなぎなさい!」
と怒鳴りたかった。

今の母親に、もし注意したら「うるさいわね、私の子供よ」と言われるだろう。
あなたの子供だが同時にみんなの子供でもある。

昔は他人の子供を近所の大人達が叱ったし、助けた。
だから今のような若い親が子供を虐待する事件はない。
(あったかも知れないが、ひどいのはなかった)
周囲が一緒に躾をしたり遊んだりして育てたのだ。


二子山親方が亡くなった。
まだ55才である。
息子2人を横綱までにした偉大なる親方である。
現役時代は相撲界のプリンスとして活躍。
親方になると息子達の若貴ブーム
どれだけ相撲に貢献したことか。

でも葬儀をめぐって兄弟の確執が白日のもとに晒されたのは悲しい。

私も男兄弟4人であるが、お互いのことは知り尽くしている。
だから何かあっても「あいつならしょうがないな」と許すだろう。
つまりある面で相手を認めているのだ。

でもここに嫁さんが入ると面倒になる。


若ノ花と貴乃花も間にいる嫁さんのせいで余計にややこしくなっている。

ここまで書いていたら「報道ステーション」に二子山親方と別れた藤田憲子さんが
出ていた。
通夜に参列した後のインタビューである。
「二人が心の通い合える昔のように仲の良い兄弟になってほしい」との
言葉でその不仲ぶりが伺える。


庭に咲いている「ナスタチウム」を撮ったが真ん中が
枯れている。