老猫

osyousan2005-05-31


今日も雨。
古いレインコートを羽織って出勤。
各家の緑が雨に濡れて生き生き見える。
植物にとって雨はありがたいものだ。
そう言えば田植えの時期である。
ここで子規の俳句
「そぼふるや あちらこちらの 田植え歌」


夕方近くには雨があがり青空になる。
夕日を浴びて自転車で帰る。
今度はアルコールを浴びたくなった。

居酒屋「T」に寄る。
カウンターには5人が座っていた。
入り口の空いている椅子には猫が長々と寝そべっている。
ママが猫を抱き上げてチュッをして下ろす。
猫好きなママ。
椅子に座っても、猫じゃお金は取れないよ。

この老猫の顔は傷だらけ。
残り物を食べてここに居着いている。
時期になると彼女を巡って若い雄猫と大喧嘩。
数日も戻らないことがあるとか。

傷つき疲れ果てて戻ると暖かい餌が待っている。
世の中の亭主もこんなもんかなあ。


一番奥にカラオケ好きなFちゃんがいる。
その隣には美形ママ○ちゃん。
この二人、最近異常接近との噂もある。

私の隣りに座った営業マンのKさんが「いつも綺麗なオネエさんが
一緒でいいね」とFちゃんに声をかける。

美形ママ○ちゃんが早めに店を出た。
その後に今度はFちゃんの本妻が入ってきた。
「いつも主人がお世話になってます」とマスターとママに挨拶。

Fちゃん夫婦の間はとても自然な会話がある。
そして二人で「夢芝居」を歌い出した。

どうなっとるの?


庭に赤いゆりが咲きました。
マライヤケリーみたいなユリです。