自転車事故

osyousan2005-05-18


朝、ムックを抱いて近くのポストまで行き封筒を投函。
タイミング良く赤い郵便物収集車が来た。
運転しているのはおばちゃん。
車の後部には「この車はポストのそばに停車します」と書いてあった。
と言うことは「赤いポストがあったら急停車すっからな。気を付けてくんろ!」と
後続車に教えているわけだ。


昼、かつ専門店に行く。
相変わらず繁盛している。
カウンターに座りロースかつランチを注文。
小さなすり鉢と擂り粉木が運ばれてきた。
待っている間、胡麻をスリスリしていてね、という
飽きさせない店側の作戦。

後から来たサスペンダー小太り男が「味噌うどん!」と大声。
ここはかつ専門店だぞー。
しかし、次に座ったギンギラ指輪老人も「生ビールと味噌うどん」を
注文した。
味噌うどんは、ここの人気メニューかも知れない。


お腹が一杯になり職場方面へ自転車をゆっくりと漕ぐ。
裏道の交差点で4人くらいの人が立っている。
その足元に誰かが横たわっていた。
そばに近づくと倒れているのは老女。
頭から血が流れていた。
交通事故が起きたばかり。
30才くらいの青年が携帯電話で会社に連絡していた。
どうも細い交差点で青年と老女の自転車同士が接触したらしい。
老女がバランスを崩して倒れ、頭部を舗装道路で打った。

救急車が来て老女は運ばれていった。
面倒を見ていたおばちゃんや両手を組んで無事を祈っていた30代の
女性はこの場を去った。
そして事故を一部始終目撃したらしい中年の男性が加害者(?)青年に
「警察で証言してもいいから」と電話番号を教えていた。
青年にとって避けようがない事故だったようだ。


お互い知らない他人同士だがそこに善意が感じられた。

私はと言うと救急車の担架の毛布が強風に飛ばされないように
押さえただけ。


写真上:細い楊子をくわえているムックをまた載せました。
写真下:赤いスイートピーが咲いていました。
神社の狛犬も喜んでいます。