ラーメン屋

osyousan2005-05-17


駅向こうのラーメン屋に行く。
客は男性が3人、食べながら雑誌を読んでいる。
カウンターの隅に座る。
そばにソニーのラジオが置いてありTBSの大沢悠里の悠々ワイドをやっていた。

調理場では年老いた夫婦。
醤油ラーメンを注文。
味は昔のラーメン。
家賃を払わなければ生活には困らない、という店。
「地味だけど 夫婦で守る むかし味」


昔、みのもんたのTV番組で「貧乏からの脱出」というような題があった。
流行らないラーメン屋の主がその道の師匠に弟子入りし、
技術を修得して店を建て直すという番組。
浅草地下道でラーメン屋をやっている男が出た。
愛想をつかせて離婚した女房。
だが可愛い息子のためにも店を建て直したいと名人に弟子入り。
店はTVの効果で繁盛した。

数日後浅草のこの店に行った。
結構、流行っていた。
だが数ヶ月後にまた行った時には客はいなかった。
そして店主もいない。
年老いた母親が店をやっていた。


居酒屋「M」に行くとタッチの差で白髪の紳士が入った。
そしてカウンターに座る。
この時間にカウンターには、もう4人が座っている。
驚きである。
狭いので私はテーブル席にした。
生ビールを飲みながら大相撲を見る。
その後は、えぼ鯛の開きをつつきながら焼酎の発泡茶割を飲む。

ブレザーの中に赤いシャツを着た若い女性が入ってきて
小上がり座敷に座る。
彫りの深い顔は東南アジア系?
坊主頭のIちゃんが彼女のところに行って
何か囁く。
ここで軽く飲んで客と同伴出勤か?


写真上:ママの腕の中で眠そうなムック。
下:朝日を浴びた散歩。


また犬ころの写真か、と思う方が多いでしょう。
何しろ「異常な愛」ですから。