外見

osyousan2005-05-16

昼、たまには旨いとんかつを食べようと自転車を走らす。
途中で中華「K軒」の前を通ると「まてよ、暫く湯麺も食べてないなあ」と
急ブレーキ。
「K軒」のドアを開けカウンターに座る。


棚の上にあるTVでは首輪監禁男のニュースをやっていた。
この男の祖父は警察署長。
TV朝日のインタビューでは「着物の国で裸の女いたら、誘っていたと思われても
仕方がない」との発言。うーん、孫を擁護する気持ちからだろう。これは逆効果。


カウンターの一番奥にはサングラスの男が、スポーツ紙を読みながら
野菜炒めと焼き肉を食べていた。
頭は五分刈りで庇のところだけ伸ばして茶髪にしている。
頭の後ろにギザギザ模様の傷跡。間違いなく喧嘩の傷だろう。
とても恐そうな男。
すると真面目そうな男性がその隣りに座った。
サングラス頭傷男が動かした新聞が真面目男に触れた。
すると「あっ、すみません!」と謝った。

もしかしたらいい人かも。

でも私は残念ながら外見で判断する。


帰りに我が家に近い陸橋の下を通ると「ムックちゃん!」という声。
見上げるとママとムックが散歩。
ムックを前籠に入れて自転車で帰宅する。


自動車の保険会社から契約更改の案内が来た。
昨年、軽自動車ワゴンアールは息子にあげた。
まあ、保険と税金は払ってやろう。

しかし、普段運転するのは息子。
契約の内容を正直に申告する必要がある。
息子の免許書の色、有効期限はいつまでかを聞くため
携帯に伝言を入れる。

この後、いつも乗っているもう1台の車の保険が来るだろう。
車は便利だが、ガソリン代、税金、保険とお金がかかるものだ。


ママがムックに新しいシャツを作った。
その材料は私の黒いノースリーブシャツ。
破れたところはボタンでカバー。
上出来である。