ソプラノ
朝、ムックと外に出ると道にモモ、オカンの2匹の猫がいる。
以前はこの先輩猫を見ると直進してその上に乗っかったものだ。
猫たちもムックに好きなようにやらせていた。
しかし、最近はちょっと臭いを嗅ぐだけ。
すぐに離れて、そばにある電信柱にオシッコをする。
ムックも大人になったなあ。
昼は和食の「M」に行く。
この店は宴会もやる大店だから食材がいい。
カウンターから調理場が見える。
若い板前がコック帽を深く被り無心に
調理していた。
その顔は、私が紹介してここに採用された若者だった。
もう半年になる。がんばってるな、イイゾ!。
帰り、とちおとめ2パックとでこぽん3個、それに衝動買いした
空豆を買って居酒屋「M」に寄る。
これは先日、もらった手作り味噌のお礼である。
イチゴとでこぽんはいいが、空豆は土産として相応しいかな?
お通しを食べた後、ブリカマを焼いてもらう。
やがてFちゃんが来るとカラオケが始まる。
Fちゃんは万田久子似のKちゃんが隣にいるので大張り切り。
その後はSちゃんが松山千春の「大空と大地のあいだで」を
歌う。合唱団でソプラノをやっていたSちゃんは高音を歌いきった。
この歌には苦い思い出がある。
7年くらい前、パーティの帰りに女性を交えた7人で、銀座のスナックに
寄る。一応私が年長者なのおだてられてこの店に連れてきた。
ママは上海出身の中国人。
ママにお願いして一人5千円でやってもらう。
カラオケで「大空と大地のあいだで」を歌った。
ソプラノをやったことがないので、高音が全くでない。
格好をつけて歌ったつもりが...。
写真はアネモネの前のムック。
うーん、爺の顔だなあ。