身の上話

osyousan2005-04-07

朝、散歩の途中で白いテリヤに会う。
ムックの3倍くらいある。
クンクン臭いをかがれじっとしている。
テリアが去った後、興奮してしばらくウンチをしなかった。


朝のうち曇っていたがすぐにいい天気になった。
風が強い。
昼は橋のたもとにある「M、毎度」に入る。
小さな店。
昼はママが一人でやっている。
コロッケランチが500円。
先客はビールを飲んでいる。
多分、年金生活者だろう。
いいなあ。


帰りにルートを変えてブラブラ。
ある家の桜が満開。
思わず、自転車を止めて見上げた。
表札を見たら「弁護士○○」とある。


先日の写真を持って居酒屋「T」の戸を開ける。
隅におばちゃんが一人。
生ビールにつぶ貝の刺身。
おばちゃんが帰ると客は私一人となった。

カウンター内から出てきてくつろぐマスター。
強面のマスターが身の上話を語りはじめる。
強い秋田弁。

若いとき上京し夢破れ帰郷。自衛隊に入隊。その時とった資格の中に
調理師免許があった。
除隊後、寿司屋をやるが、知人の保証人になり失敗。
再び上京し建築業。
保険外交員をやっていたママと知り合い居酒屋をはじめる。
「秋田弁 身の上話 吸い込まれ」


ここで客が入ってきた。
福祉関係の理事長をしているI氏だった。
その後、常連のソフトボールチームの面々が
ぞくぞくと顔を出す。


目が痒い。
トイレで鏡を見たら目が真っ赤。
花粉症である。


仕上げに鉄火巻きを食べる。
まるでトロのような鮪が顔を出している。
これが旨い。