茅ケ岳

osyousan2005-04-02

ムックの散歩を済ませて6時ちょっと前に家を出る。
今日は山梨の「茅ケ岳」に登る。
心配していた天気は曇り。

電車が少し遅れている。
乗り換え駅の通路を走る。
リュックを背負ってドタドタ走る。

待っていた電車に乗って座ったが、暫くゼイゼイと
苦しい。


新宿には予定通り7時前に着く。
新宿駅は朝から元気である。
ストア、コーヒーショップもやっている。

南口改札の前に何かが置いてある。
そばに行ったら革ジャンを着た男が寝ていた。
これも新宿らしい。

リーダーとは「あずさ2号」で待ち合わせ。
そして八王子でメンバー5人が揃った。


韮崎駅からタクシーで茅ケ岳登山口まで行く。
だらだらした登りを行くと小鳥のさえずりが
聞こえる。ただ姿は見えない。
周辺には杉の木がないのでマスクをはずす。
太陽が顔を出し薄日が射す。
無風で登山日より。

急な登りとなる。これからが大変、心臓がばくばく、息が苦しくなる。
一人だったらリタイアしていたかも知れない。

残雪はなかった。
持ってきたアイゼンとスパッツの出番はない。
北側の斜面には汚れた雪が残っていたが..。


てっぺんはまだか、と喘いでいると下りてくる中年夫婦に
可愛い柴犬がついていた。
どこへでも一緒に連れていきたい気持ちはよく分かる。
でも我が家のムックでは無理だろうな。


予定通り昼過ぎに1,704メートルの頂上に立つ。
さっそくリーダーの持ってきたワインで乾杯。
その後は缶ビール。
私が持ってきたママの一夜漬けをメンバーに回す。
これって結構評判がいい。

帰りは南側の斜面を下る。
苦しい登りと比べると下りは楽だった。
登りが2時間半、下りが1時間半。

登山口で待っていたタクシーで韮崎の温泉まで飛ばす。
「ゆーぷる にらさき」は市営。
疲れた体に本物の温泉が効く。
そして湯上がりの冷えたビールがまた旨い。


韮崎からあずさ24号で一路新宿へ。
運動不足の体がびっくりした1日だった。


登山家のバイブル「日本百名山」。
その作者深田久弥の終焉の地がここ茅ケ岳。
碑が頂上手前にあった。

ただ茅ケ岳は百名山には入っていない。