神田

osyousan2005-03-12

炬燵でムックとじゃれる。
私の安いシャツの袖を噛む。
そして顔の方に登ってきて耳の後ろをペロペロ舐める。
耳の後ろから体臭が出てくるのか。
老人の加齢臭が..。


神田に出る。
今日は麻雀の日。

花粉防止のマスクとサングラス着用。
犯罪者みたい。

昼の腹ごしらえに、神田の「王将」に入る。何と1階は満席。
まだ11時半になったばかりである。

2階に上がると50代の顔色の悪い女店員が迎えてくれた。
軽く餃子と生ビールを注文。

そばのテーブルに60才くらいの男性がかに玉定食850円なり
を食べている。
そのオジサンの制服には「防水・厨房の常磐屋」と書いてある。
腰からジャラジャラと吊した鎖が見える。
多分、この鎖の先には鍵がついているのだろう。

と言うことはオジサンの仕事は配達。

オジサンは定食を10分くらいで平らげて階段を下りていった。

入れ替わりに上がって来たのは建築関係の若い男性6人。
全員がブルーの制服。

私は6人のために席をずれた。
するとくらい顔をした女店員は「どうも、ありがとうございます」と
笑った。よく見たら泣きぼくろがあった。


今日の雀荘「桜」
スタートから調子よく上がったが、逆転されトップはとれず。
それが2回続く。
こんな時はヤバイ。

予想通り負けた。

そう言えば朝のテレビ星座占、山羊座はビリから2番目の11位だった。


日比谷線に乗る。
目の前の席には缶ビール片手の男が2人。
ここはまずい、場所を変える。
すると上野駅で私の前が空いた。
麻雀は駄目だったがちょっとツキがある。


居酒屋「T」に行くとカラオケの音が外まで聞こえる。
座る席がない。
丁度私の前に入っていった夫婦が席を詰めて座っていた。


場所を変えて沖縄のマスターがいるスナック「T0」を
覗く。ここはカウンター席に空きがあった。
まず瓶ビールを頼み、マスターに一杯注ぐ。
鰹の刺身とドライカレーを食べる。

隣では製版業のバクちゃんが音程の外れたカラオケを始めた。

やがて自転車に乗ったおばちゃん3人組が現れる。
おばちゃん達が、お新香と鶏の手羽焼きを食べて、
さあ、これからカラオケと言うとき、私は店の外に出る。


写真は炬燵から顔を出すいたずらっ子のムックン。