明け方の地震

osyousan2005-02-16

夢をみていたら、ズズズという地鳴りの後ぐらぐらときた。
これは大変なことになった、と思った。
テレビをつけると4時46分に茨城震度5,東京、埼玉震度4の地震発生とある。
「ムックは大丈夫?」というママの声に階段を下りる。
ムックはケージの中のドックハウスから顔を出していた。

起きると散歩というのがムックの習慣。
しょうがないので懐中電灯を持って外に出る。
雨が降っている。
そこでママ手製のドックウエアを着せる。

傘をさして通りに出ると、道の横にタクシーが
ハザードを点滅して止まっていた。
運転手が運行記録をつけていたので着いたばかり。
新しくできたアパートの階段を若い男性が上っていった。
朝帰りである。

私も東京駅や上野からタクシーで朝帰りをしたことがあった。
殆どが麻雀である。
当時、我が家までタクシー代金が8千円くらいだった。
あの頃は元気だったな、仮眠してまた出勤したものだ。

散歩が終わればもう2度寝は出来ない。
今日の睡眠時間は4時間。

雨が降っているのでママに職場まで車で送ってもらう。
フロントガラスに雪の結晶がつく、いつの間にかミゾレになっていた。

ミゾレが雨に変わった昼、近くの「K」に行く。
そしてビーフカレーを注文。
出来上がるまで宮本輝の小説を読んでいた。
10年くらい前の文庫本を家から持ってきている。
この店は40歳後半の夫婦がカウンターの中で洋食を調理。
息子が出前をしている。

この息子が極端に無愛想。
客が来ても挨拶はなし。
嫌々家業を手伝っているといった感じ。

カレーに添えられたらっきょうが旨くて7,8個食べて、
20分で昼食を終える。


雨の日は駅からバスに揺られて帰る。
運転席の後ろに立って外を見ていた。
何と邪魔な自家用車、そして自転車。
交通ルールを守っていない!

ムックがガムを噛んでいたので顔を近づけてかまった。
するとウーと唸る。
これはまずい。しつけが必要だ、と叱った。

怒られたことがないムックは、椅子の陰に隠れてしまった。
寂しい、叱るのは辛いと思うオヤジ。

籐椅子に上ったところをデジカメでカシャ!。
目が赤目になった。
赤目防止でシャッターを押したのに..。
ムックは普段でも目の中心が赤い水晶になっている。