安す過ぎる。

osyousan2005-02-10

春のような風が吹く昼休み。歩道橋の下を通ると自転車同士のおばちゃんがすれ違いざまにぶつかった。歩道橋に寄りかかるように倒れているおばちゃん。一方のおばちゃんは知らん顔して走りすぎていった。大した事故じゃないが倒れたおばちゃんが、足を痛めていないか心配。分かっていてもとっさの動きが出来ないのが年寄り。勿論私もだが。「S」で昼食を食べる。奥にいた70歳くらいのおばあちゃんが出された日替わりランチを無理して食べている。「誉められていいくらいきれいに食べたよ。もう腹一杯だ!」と空っぽの皿を見せていた。昔の人はもったいないと言って残さない。今日の日替わりランチはオムライスとスパゲッティサラダ、それに味噌汁、お新香。それで600円で安い!
近くのスーパーでゴミ箱を買う。段ボールで代用していたが、掃除のおばちゃんが大きなビニール袋にあけるとき細かい紙切れが残る。そこでツルツルの丸形を買う。何と89円だった。いいのかな?と思う安さである。
この前、TVで細木数子が安い卵のことを、自然に育てた鶏卵はもっと高くていい、と言っていた。この意見に賛成。雌の鶏を運動できない狭いところに隔離して生ませた卵は確かに安い。しかし、自然じゃない。
職人が技術で作った品物はそれなりの金額でいい。100円ショップはその伝統を壊している、と思う。労働力が安い中国に作らせるな!このままでは日本で伝統技術を受け継ぐものがいなくなるだろ。いいものにはお金を払おう!
帰りに「M」に寄る。生ビールを飲み、中落ちを食べていると巨体のSちゃんが入ってきた。Sちゃんは2週間前にメンバーが足りないので前日に麻雀に誘った。だが彼が負けた。だから会ったら奢ろうと思っていた。今日は全部私が奢るからと喜ばす。そう言われてもバカみたいに飲み食いできないものだ。2人で1万円で済んだ。地元の飲み屋はリーズナブル。