年金相談センター
休みを貰う。年金裁定請求書類を提出するためだ。
60歳になると年金の一部が支給される。
戸籍抄本や住民票を準備しておいた。
朝、8時半に年金相談センターがオープンする。
込んでいるとの情報で10分前に並ぶが、何と2人しかいなかった。
前にいたおばさんは7時に来たと言う。
気の毒に寒い中1時間半も待ったようだ。
この相談センターには妙な相談員がいる。
髪の毛を肩まで伸ばした六十過ぎの男性。
中心が禿げているので伸びる部分を長くしているのだろうが、
不潔っぽい。
ワイシャツの袖をまくって、言葉も乱暴である。
正式な職員じゃないと思うが、社会保険庁の公務員である。
気分のいいものじゃない(幸い私の担当じゃない)。
手続きは1時間たらずで終わる。
家に戻りムックをお腹に入れて自転車でOPAまで。
ムックを買ったところである。
しかし、2階のペットショップには目的のビタワンのドックフードがなかった。
公民館の庭でのんびりと散歩。
ママはバレーボールで留守。
じゃあ、昼は外食にしようかと思ったが、ムックを置いていくのは
忍びない。
蒲生の「珍来」で大ぶり餃子とマーボー丼をおみやげで買う。
商店街通りで餃子の出来上がりを待っていると、
中年カップルに「可愛いマスコットね」と言われた。思わずにやりと笑う私。
夕方、ママが海苔巻きを作る。今日は節分である。最近、節分に海苔巻きを
食べることが流行っているようだ。
私は各部屋の雨戸を開けて「福はうち、鬼はそと」を大声で叫び豆を撒く。
ムックが部屋にこぼれた豆を拾って飛び回る。
豆まきは結婚以来34年間欠かさずやっている。
今は亡き父親がやっていたことを踏襲。