私は家族葬にしてね、



夜半に強い雨が降った。
もっと降れ!と夢の中で叫んでいた。
関東地方は水不足だ。

雨があがったのを見はからって散歩。
神社境内も水浸しだ。

神社公園にオニユリ
この花を見ると尾瀬の朝を思い出す。
花が開く瞬間を見たことがある。
開こうとした花びらが隣の茎に抑えられ、それが外れた瞬間動いたのだ。
パン!と音がしたように思ったが、錯覚だろう。



9時、トリミングでムックをトリムへ連れて行く。
帰りは送り届けてくれる。



折り込み広告を見てヤオコーへ行く。

ターゲットは2Lボトル88円のウーロン茶。



買い物から帰るとムックがトリミングから戻っていた。
へえー、サマーカットにするとこうなっちゃうの!
犬相が変わったなあ。



昼食は冷やし中華
ピクルスを刻んでトッピングしたがママには不評だった。

玉子焼きを手に置いて「お預け!」。




ママが描いた絵手紙に便乗。
暑中見舞いを出す。




お通夜に行くのでムックの散歩は早め。

昨晩の強い雨葛西用水も増水したようだ。



ママとご近所のS田さんを乗せて越谷の斎場へ向かう。
お亡くなりにったのはお隣のA堀さんのご主人。
入口に奥様がお書きになった思い出の言葉が飾られていた。
ご主人とは挨拶程度でほとんど会話したことがなかったが奥様の書いた言葉で人となりがよくわかった。
享年84歳。
合掌。


会葬真っ最中に隣に座ったオバチャンの携帯が鳴る。
音を消すのにモタモタ。
マナーモードじゃなく電源を切ったほうがいい。


お清めの会場もいっぱい。
普通84歳にもなると参列者は少ない。
A堀さんは会社を起こしていたらしく参列者に黒いカバンを持ったサラリーマン風が多かった。
ママ、私の場合は密やかに家族葬にしてね。
だって参列者はほとんどいないだろう。

お寿司を二つ三つ摘まんで会場を後にした。