横綱になるのは確実
登戸グランド。
今日も少年たちが野球の練習。
日曜日でも関係ない。
一番大変なのが世話役の監督、コーチだろう。
隣にあるドラッグストアでホカロンを買う。
この寒さで指先が痛くなる。
ホカロンを手袋の中に入れると血流が流れる気がする。
ホカロンのほかにホッカイロ、だんだん家族という商品名がある。
化学反応をいち早く家庭に持ち込んだ功労者である。
昼食はしいたけ巻き、ネギトロ巻き、かんぴょう巻き。
みそ汁の中身は大根、ジャガイモ、油揚げ。
相生陸橋のスロープをあがる。
武蔵野線を越えて向こう側へ。
正面にしらこばと橋が見える。
前から来るランナーが宙を飛んでいる。
陸橋を降りると丁字路。
障害物がないので暗くなると間違って直進する車があるかも知れないぞ。
T中先輩から電話がある。
エクセルの開き方がわからなくなっちゃった、教えてくれよ、と。
すみません、私もできません。
登戸橋の工事現場。
今日まで休み。
静かに待っているコマツのアームクレーン。
村上龍がMCをやっている番組カンブリア宮殿でコマツは建設機械にGPSを搭載して世界の重機稼働状況を把握している、と放送していたなあ。
再び陸橋の上に。
残念ながら富士山は見えない。
いつもの富士山は赤い屋根の上。
5時過ぎると我が家のキンモクセイに野鳥が飛んでくる。
だまって来ればいいのにチチチ!とけたたましい鳴き声とともにやってくるのだ。
その姿をとらえた。
キンモクセイに入る前に電線に止まっていた。
真っ黒だがうっすらと模様が見える。
これはツグミである!
冬にやってきて春に旅立つ野鳥。
ツグミが来ると炬燵を入れて、いなくなると炬燵を片づける、そんな季節を知らせる野鳥らしい。
昨日優勝が決まった稀勢の里。
横綱昇進には今日の一番も重要だ。
白鵬が立ち会い張り手。
ここが私の嫌いなところ。
横ビンタ。
上から目線でバカにした技である。
昔の横綱はやっていないだろう。
そして白鵬が土俵際に追い込んだ。
本来ならここで決まり。
しかし稀勢の里がこらえた。
左からのすくい投げ!
バンザーイ!の瞬間。
稀勢の里の父親の手記がある。
「おめでとうと言うよりこれから頑張らなきゃいけない、気の毒になった。」
これが肉親の本音。