タヌキそばからさらに抜く

osyousan2016-04-28




小雨の中を散歩、ムックと八重桜の絨毯を歩く。

神社参道の両側に石柱。
當所という文字。
四角い穴があいている。
祭事のときに細長い板をこの穴を通したんだろうか?。

陸橋下。
スロープの真下。
ムックに引っ張られて頭をゴツンとやった。



録画してある「天才絵師の謎に迫る」を観る。
伊藤若冲の好きなモデルは極彩色の鶏。

「千載具眼の徒を俟つ」
若冲が掛け軸に残した言葉。
意味は千年後に自分の絵を理解してくれる人を待つ。
若冲は千年先を見据えていた。



雨の中傘をさして外に出る。
まず我が庭に咲くゼラニウム
若冲が描く鶏のトサカのようだ。
一年中花をつけている優等生。

近所の蕎麦屋A家に行く。
ちょうど私の前を40代半ばの女性が入る。


席に座るとすぐにパートのオバちゃんに「熱々のカレー南蛮うどんに瓶ビール!」と注文。
横にいる客に「オネエサンは何にしますか?」とオバちゃん。
中年女性は「小天丼とタヌキそばのセット、タヌキそばの天かすは抜いて」と面白い注文。
タヌキそばからさらに天かすを抜くと単なる掛そば。



カレーうどんを肴に冷たーいビールを飲む。
するとガラッと戸が開いて誰かが後ろに座った。
かつ丼ね!」と言う声。
ちらっと振り返ったらブルーの作業着を着たバクさんだった。「こないだはどうも」と挨拶。


最後に入って来た客がかきたま蕎麦を頼んだ。
とき玉子とトロミが旨そうだった。
今度はこれを食べたい。
他人が食べているものが旨そうに見える。




雨の中で華やかさを演出しているツツジ


家に帰るとまた録画を観る。
ママがいない雨の日は録画に限る。
探偵ナイトスクープ、西田局長が休みで局長代理はふんどし芸人だった。(名前はど忘れ)
思い出した、たむらけんじ

その次は「酒場放浪記」。
暫く見ていなかった。
長兄に似ている吉田類先生も久しぶり。



横になって本を読む。
その後は昼寝。



雨の切れ間を狙ってムックの散歩。
また陸橋下。

車止めの円柱がまたボロッと壊れている。



そうそうママに娘から母の日プレゼントが届いた。
パジャマである。

「ママにはちょっと派手じゃないか?」とムック。
いやいや似合いますよ..。