ひと駅乗り越し



今日のブログもムックの大顔ではじまる。


陸橋下でアルトちゃんに会う。
人間のような笑った表情。
ムックにはこれ以上近づかない。
お利口さんである。




トワちゃんちの庭の花が美しい。
ピンク、白、黄、緑と華やかである。






おや、トワちゃんちのガレージに真っ赤な外車があるぞ。
新車だ!
それを見たムックの足がとまった。
トワパパさん、お出かけが楽しいでしょうね。



S井さんのプランターにチューリップが咲きだした。
桜の次はチューリップ。





気が向いたので網戸を修理。
道具があれば不器用な私でも出来る。



ママはお友達とお出かけ。





私も出かけよう。
その雰囲気を察したムックはすぐに籐椅子の上にのぼる。
ここでオヤツを貰う準備。
これぞ動物的な勘。
よしよし。


桜を見に浅草、上野に行こう!
新越谷駅でやってきた半蔵門線に乗る。
座れないのでドアのところに立ってイヤフォンでカラオケを聞く。
すると「ママ!」という少女の声。


反対側のドアを見ると乳母車がドアに挟まっていた。
乳母車には赤ちゃん。
ママと叫んだのは車内にいる3歳くらいの女の子。


私はとっさに移動してドアに手をかけて開けようとした。
動かない。
隙間から顔を出して車両の後ろを見た。
誰かが手伝ってくれた。
その瞬間車掌が気がついたのか、ドアが開いた。


良かった良かった。
残念なことに母親からのお礼の言葉がなかった..。
彼女からすれば私の行動は無意味だったのかも。


こういう場合すぐにはだれも来ない。
何も考えずにすぐに行動をするのが私。


昨年立ちションベンをしている恐いオジサンを注意して逆襲された苦い経験を思い出す。
そして15,6年前にも線路に落ちた酔っぱらいを抱き上げてホームに押し上げたことがある。



浅草に着くとまずす隅田川越しスカイツリーを探す。
左から墨田区役所、スカイツリーアサヒビール






レンタサイクルを借りる。
今日の番号は125番。






堤防に出る。
桜がハラハラと散っている。
向こうには東武線の鉄橋。






さくら橋から下を見るとカモメが小型船に群がっている。
餌でもあげたのか?





桜のトンネル。
店のスピーカーからは民謡が流れている。
サノヨイヨイ。






墨田区役所の前に勝海舟の像が立っている。
海舟の頭と腕にハト。





お目当てのちゃんこ部屋が団体客でいっぱいだった。
じゃあいつものニュー浅草にしよう。
行く途中。
和服を着込んだ外人を見つけた。
旦那が写真を撮っている。



私が撮りましょうか?と声をかける。
「オネガイシマス」という流暢な日本語。
彼が持っていたアイパットで写真を撮ってやった。
浅草を歩いて気がついたのだがB5サイズのアイパットを持っている東南アジアの観光客は多い。


この後携帯電話が2回鳴る。
最初はJUの会のF田さんからだ。
次もJUの会。
K戸さん。


今日は健康麻雀の日だった。
ごめんなさい。



ニュー浅草に入る。
まずは瓶ビールとタヌキ豆腐。


ビールを片手に店内を見回す。
ウオッチングが大好き。
70歳半ばの6人連れがいた。
同窓会?
「あいつは酒癖が悪かったなあ、亡くなった?」という会話が聞こえた。


その隣のテーブルはオジイチャンと小学生の孫(男)2人。
春休みで学校が休み。
オジイチャン、親に孫を押し付けられたのだろう。



このあと牡蠣フライとホッピーを注文。






浅草寺に行く。
しだれ桜と五重塔







足をのばして浅草通りに沿って上野に出る。
ここは花をめでる人たちの行列がすごい。
この流れに入ると花見をしたという気になる。
子供を肩車している姿もあった。




まだ夜の部がある。
散る花びらに埋もれながら場所取りする若者。







ぐるっと回って再び浅草。
レンタル自転車を返却。
隅田公園入り口から懐かしい音楽が流れて来た。
これが有名な「東京大衆歌謡楽団」である。
前に置いた帽子に千円札がどんどんと入る。



ボーカルはこの人。
ヘアスタイルが昭和である。




浅草から始発に乗る。
座った瞬間、いい気持で寝入ってしまった。
そしてひと駅乗り越して越谷駅で目が覚めた。