ムックごめん
5時過ぎにトイレに起きる。
そのまま洗面所に行き歯を磨き顔を洗う。
おやムックが下りてこないぞ。
いつもなら私が2階に戻らないとムックが階段をゆっくり下りて来る。
雨戸をあけて新聞をとる。
まだムックは来ない。
確かめに行くと階段の途中にいた。
動きがにぶい。
散歩に行きたがらない。
これはおかしいぞ。
ブログをチェックしてからムックを陸橋下に連れていくも座り込んでしまう。
こりゃまずい!
抱きかかえるとキャン!と鳴く。
ママと動物病院へ連れていく。
まだシャッターが下りていた。
先生の住まいに行き呼び鈴を鳴らす。
インターフォン越しに「○○ムックです、具合が悪くなったので診てください」とお願いした。
ムックが死んだらこのブログは終わってしまう。
診察台に乗せるときにキャン!と鳴いた。
先生がムックに顔を寄せると尾っぽを振る。
先生は「これは腰痛ですね」とズバリ。
すぐに痛め止めの注射を2本打ってくれた。
思い当たることは昨日一緒にドライブしたときに私の左腕に前足を乗せて立ちあがっていたこと。
それとここ数日自転車の籠に乗せてたこと。
籠の中で立ちあがってしまう。
「犬は立ちあがるように出来ていません、だから立ちあがったポーズを長く続けると腰を痛めます。」と先生のお言葉。
ムック、ごめん!
診察室に犬の年齢早見表があった。
ムックは8歳、人間にすると50歳だ。
あと2,3年でムックも我々夫婦と同じ年代になるのだ。
腰痛の犬を老夫婦で老老介護。
注射が終わるとムックもタオルでお休み。
原因がわかってホッとした。
ママは安心してバレーボールへ行く。
図書館へ読み終えた本を返却に行く。
ついでに週刊誌を読む。
週刊朝日に「正妻が告発、元国税局長官に脱税疑惑」というスクープ記事。
妻が夫を告発することが多くなった。
小沢一郎の妻がそうだ。
恐いですねー。
コミニティセンターで「越谷市県展記念作品展」をやっていた。
それにしても読みにくい作品展だ。
中に入ると日本画、洋画、写真、書など80点が展示されていた。
かなりグレイドが高い。
外にでると前から乳母車を押した若い母親。
擦れ違うときに鎖骨の下あたりに入れ墨が見えた。
優しいママというイメージが壊れた。
オジサン、がっかり。
Tクリニックに先日の検査の結果を聞きに行く。
診察券を出して「検査結果を聞きに来ました」と受付に告げる。
30分ほどで順番が来た。
H川先生、検査報告書を見ながら「お酒は飲んでますか?」と言う。
えっ、2日前に「相変わらず飲んでます」と答えたなかりだ。
医師は患者の顔は覚えていないのだ。
赤いペンでマークしてあったが、一番心配した尿酸値が6.9でギリギリセーフだった。
ぎょうざの満州で餃子を買う。
お持ち帰り番号は109番。
昼食は餃子と野菜炒め。
自転車で綾瀬川をわたる。
こんな広い川にも釣り人がいる。
川岸に赤い夾竹桃(キョウチクトウ)が咲いている。
強い花である。
高速道路沿いにも植わっている。
つり具の上州屋で「池のつりエサ」を買う。
小さく丸めたつぶとして出来上がっている餌。
あとは針につけるだけ。
これがあれば気が向いたときに釣りに行ける。
帰りに農機具をぶら下げたシゲちゃんに会う。
「いよーっ!どこへ行くの?」と声をかける。
「もう4時だろ、疲れたから帰るんだよ」と坊主頭をさする。
農園帰りだ。
珍しい花がある。
見た目は紫陽花のようだが、花弁が違う。
「牡丹臭木」(ボタンクサキ)と言う札がついていた。
臭いらしい。
でも臭い匂いは嗅ぎたくない。
涼しくなった夕方、「散歩に行こうか?」とムックを誘う。
「うん、行くよ!」とムック。
だいぶよくなった。
写真は陸橋下。
陸橋下のオシロイバナが咲きだした。