神楽坂の赤城神社



朝5時の武蔵野線
始発電車が待機している。





ゼニアオイとムック。





用水でバンが泳いでいる。
朝食さがしかな?






30分ほど散歩するとムックを籠に乗せる。
家に帰るとムックの朝ご飯をつくる。







今日はママのお伴で飯田橋まで行く。
この駅はカーブに作られているため電車とホームの間が広く開いている。
足もと注意!




ママの用事が終わるまで付近を散策。
飯田橋駅前にあったお堀が消えている。
昔はここにもボートハウスがあった。
今は暗渠になっていてその上は公園だ。




神楽坂方面に行くと暗渠の出口が見える。
写真では見えないがカメがぷかぷか浮いていた。







神楽坂下から坂をのぼる。
懐かしい。
学生時代にこの阪の向こうに2年ほど住んでいた。
東西線神楽坂駅から数分のところ。




坂を登りきると毘沙門天がある。
この前に読んだ伊集院静の「いねむり先生」で阿佐田哲也色川武大)がここのベンチで居眠りしていたと書いてあった。
今はベンチがないが..。


この真ん前にある「鳥茶屋」のご主人が外にいたので「毘沙門天のお祭りってあるんですか?」と聞く。
すると愛想がいい笑顔で「毘沙門天の祭りはありませんが神楽坂町会の祭りはあります、ちょっと待ってくださいパンフを持って来ますから」と奥に入ると店の電話が鳴る。
お客様が優先、「けっこうですから!」と断って路地に入る。



あったあった。
ここが有名な「伊勢藤」である。
ここだけが大正時代にタイムスリップしたような建物と古い縄のれん。
昔来たことがある。
中に入ると冷暖房施設なし、それにビールがなかった。
日本酒だけ。







坂を登りきった後も行くと赤城神社がある。
この神社を見ると恥ずかしい話を思い出す。


大学3年の頃、バイトでレストランのボーイをやっていた。
場所は銀座ソニービル裏にあったフライパン。


ここで若いコックにバカにされた。
生意気だった私は弱いくせにこのコックに喧嘩を売ったのだ。
このコックの住まいが神楽坂だったので「帰りに赤城神社に来い!」と啖呵を切ったのだ。


だが、コックだから出刃包丁を持ってくるだろうなあと心配になった。
早めに謝っちゃおうか..とも思った。


そうしたらレストランが終わる頃そのコックが私のところに来て笑いながら話をする。
そこで和解。
ああ良かったと胸をなでおろしたものだ。



赤城神社から下界を眺める。
青春の城下町みたいだ。







ママの用事も終わり帰りに「大戸屋」で昼食。
私が食べたのは梅おろしチキンカツ。
浦和の「大戸屋」でもよくこのチキンカツを食べた。





家に帰るとすぐにカラオケへ。
1時間ほど遅刻。
私より30分遅れてY本さんもやってきた。
これで参加者は11名。




Y本さんはお疲れのようで歌を聞きながらウトウト。
子守唄のように聞こえた?
そして自分の番になると歌ったのが「そっとおやすみ」だった。
これにはみんなが大笑い。


5時にカラオケはお開き。
外に出て自転車を見たらサドルが濡れている。
歌を歌っている間に雷雨があったらしい。
しかし今はあがっている。
ラッキー。



江川整形のところに雨に濡れたタニウツギが咲いていた。
ウツギとは空木と書く。
うの花とも言うらしい。

童謡「夏は来ぬ」に「うの花の匂う垣根に ほととぎす早も来なきて〜」という歌詞があるがうの花とはウツギのこと。



今晩の夕食は昨日いただいたコシアブラを天ぷら。
タラノメより旨くて山菜の女王と言われている。
確かに美味でござった。
渋味が何とも言えない。








それと鳥の甘酢煮、白菜納豆。
今日は2週間ぶりの休肝日...。