富蔵くん、大きくなったなあ!



昨晩、寝るときに雨戸を閉めようとしたら出てこない。
戸袋の奥で引っ掛かっているようだ。
懐中電灯で照らして何回かやったが動かない。
夜中にゴトゴトとやるのも何だからやめた。


寝床であのまま動かなかったらどうしょう?
近所に来ている大工さんに頼もうか、それとも便利屋さんを探そうか?
なんて考えてしまった。


そして朝起きると一番に大工道具を持って雨戸に挑戦。
勢いをつけてえいっと引いたらガタッと動いた。
その気になってやればできる。


ママ、ムックと東京へ行く。
目的地は市ヶ谷の娘のマンション。
まず草加バイパスで給油。
セルフである。


月末なので道路はかなり込んでいる。
靖国通りに出るとほっとする。
紅葉した銀杏と靖国神社の大鳥居が見える。

自衛隊のところを右折すると黄色とグリーンの「ガリバー」の看板が見える。
ここで信号待ちすると、いつもムックがクンクンと鼻をならし立ち上がる。
周囲の景色でネエチャンのところだと判断するのだ。


ムックは天才犬だ!


まずママとムックをマンション前で下す。
私は車を駐車場まで。
青空にそびえる自衛隊のレーダータワーがまるでスカイツリーのようだ。


富蔵くんと再会する。
また一段と大きくなったなあ!
ガラスケースもワンランク大きなものになっているぞ。



アロワナを飼う人が言っていたが水槽を大きくするとどんどん巨大化するって。


ムックがピョンピョン跳ねて富蔵くんを脅かす。
すると壁にへばりついてアクロバットのようなかっこう。


昼食はママが持ってきたお稲荷さんと娘が買って来た握り寿司、そして揚げもの。
私は気分を良くして缶ビールを3個も飲んじゃった。



娘のマンションには炬燵があった。
その掛け布団をママが持ってきた。
娘が昔着た洋服などをパッチワークにした傑作だ。


「あっ、この部分はあの時に着たスーツだ!」なんて思い出いっぱいの炬燵布団。
これはママから娘への素晴らしいプレゼントだと思う。


ピンセットでコオロギの佃煮をあげているところを見て帰ることにした。


誰が見ても気持ち悪い爬虫類(私は好きだが..)。
娘は「可愛い!」を連発。


玄関で珍しい椅子を発見。
何、これ?


ブーツを履くときに座る椅子、らしい。
正式な名前は「ブーツ収納・玄関チェア」。
ブーツを履くときは立ったまま出来ない。
これには納得。



先日93歳で亡くなった叔母の会葬御礼が届いた。
喪主の従兄弟が手配したもの。
品物は「ぴいなつ最中」。


2度の結婚、長男、孫を先に見送った悲しみ、それも耐えて明るく生きた93年。
それを綴った従兄弟の直筆の手紙。
ホロリとした。


もう一回、ホロリとした。
「紳助プロデュース」宮古島でお笑いタレントが民宿をやる番組。
ラソン大会でタレントのノッチと素人のビーチボーイズ4人が走る。
ビーチボーイズが苦しいマラソンを走る理由を聞かれると一様に、苦労をかけた母親を喜ばすためと言う。
私の場合、母親がからむと涙腺がゆるむ。



娘のところから小説を2冊借りて来た。
佐々木譲「暴雪圏」と薬丸岳「悪党」。
これで一週間、楽しめるぞ。